No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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やはりロマンチシズム全開だわ
2006-12-29 Fri 23:19
眠れぬ真珠 眠れぬ真珠
石田 衣良 (2006/04/27)
新潮社

-+C+-

45歳の咲世子は中堅どころの版画家で、アフガンハウンドのパウルと同居。両親が遺してくれた逗子の別荘が住居で仕事場。仕事の前にお気に入りの場所でイメージを練る、その場所のひとつであるカフェで働く17歳年下の素樹に出会います。彼は、金銭トラブルで映画の仕事から一時的に遠ざかり、ここでリハビリ中だったのです。何も撮る気が起きなかった素樹ですが、咲世子の人となり、仕事に対する姿勢に惹かれドキュメンタリーを撮りたいと思い、撮影が始まり、ついでに恋もはじまりました。咲世子の愛人の画商、そのまた愛人のストーカー女、素樹の美しい元カノ、その兄とか出てきて、咲世子のまわりは急激に変化します。
最初の10ページくらいでうんざりしたのは、小道具がカタカナで洒落ていること。今後の展開を考えると、主人公はカッコいい独身女性でなくてはならないのですから、これでもかというくらい飾り立ててます。それが白けました。あの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が好きだなんて、理解に苦しむ。そもそもアレがかかっているカフェでゴハンなんか食べたくないです。
や、私もいい年ですから、若い男を好きになった咲世子の高揚とか葛藤とかわかりますよ。でもあまりにも話がご都合主義で。いきなり恋におちるし、みえみえの別れだし、それと引き換えに仕事で新境地開拓だし。ラストのハッピーエンドに至ってはもう、おそまつさまというしかないでしょう。あからさまな性描写もうんざりです。
これが今年最後の本になってしまい、なんだかなぁな、2006年でした
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