No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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男さわぎのクリスマス
2006-12-26 Tue 21:05
戦場のメリークリスマス 戦場のメリークリスマス
デヴィッド・ボウイ (2003/08/20)
ポニーキャニオン


DVDも持ってるし、この間もスカパーでやってましたけど、やっぱり劇場に足を運びました。何度目だよ『戦メリ』...。でも大画面で観るのは四半世紀ぶりです。
映画の公開、それまでのファンに『メジャーに魂を売った』と言われているアルバム『レッツ・ダンス』の大ヒット、そして満を持しての来日公演と、当時、日本でのボウイ様の人気はピークでした。武道館公演、行きたかったなー

たけちゃんも教授も芝居が下手で、カツゼツが悪くて何を言ってんだかわからんがなと、毎回思うんですが、今日観てうるっときたのはたけちゃんでした。ハラ軍曹が酔ってローレンスを釈放するシーンとラストの『めりーくりすます』という有名なアレ。ああ、くっそー。
本もそうなんですが、映画も見るたびに少しずつひっかかる点が違うんですね。今回はハラとロレンスにやられました。
セリアズとヨノイ、ロレンスとハラという2組の男達の邂逅が縦線のこの映画ですが、ロレンス・ハラ組に比べ、セリアズ・ヨノイ組はというと、ヨノイがセリアズを気にしているほどには、セリアズはヨノイに関心がなかった気がします。セリアズは過去のことでせいいっぱい、エキセントリックな日本兵に関わってる余裕なんかないんです。ヨノイだから頬にキッスではなく、あの場面ハラでも...。や、それは絵的に美しくないか。というのが、私の見たセリアズなんです。一方的に憧憬の念を抱いていたヨノイを今回初めて哀れに思いました(ひどい)。
セリアズの魂は弟のもとへいき、和解してココロ安らかに逝ったのだと思っていましたが、あの場面。話を聞いて欲しいというセリアズを、弟はのらりくらりとかわします。セリアズは自分に厳しかったから、朦朧としたなかでも自分に都合のいいイメージはしないのね、あぁ、まったくどこまでも。

もひとつ、いつもと違う今回の感想。
今回、戸田先生の日本語訳がちょっと気になりました。や、生意気言ってすみません。完全に聞き取れたのってタケちゃんのカタコト英語だけなんですけど...。ハラは何で処刑されるかわからないと、『私のしたことは他の兵隊と同じです』と。字幕読んでるとすっかり改心したように見えるんですけど、その前の1センテンスで意味がガラリと変わってしまうんです。でもいくらなんでも脚本は日本人の大島渚ですから、私の見方がうがちすぎなのかもしれないですが、でもその方がハラらしいし。

渇いた砂っぽいジャワ、対して青々としたイギリスの風景(特に弟の育てる庭)が美しかったです。
音楽も美しく、サントラも持ってました。『禁じられた色彩』というデヴィッド・シルビアンのボーカル曲が入っていたんですが、『歌がないほうがいい』とボウイ様に言われ、デヴィッドが怒ってたのを覚えてます。確かにない方がいいかな。

はっ!またこんなに語ってしまったよ...。
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