No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
ゆるくハズしてドキリ
2006-12-02 Sat 23:04
犬はどこだ 犬はどこだ
米澤 穂信 (2005/07/21)
東京創元社

-+A+-

アトピー性皮膚炎が原因で仕事を辞めざるを得なかった紺屋は、田舎に引っ込み『犬の探偵さん』を開業します。しかし最初の仕事は人探しで、2つ目の依頼は古文書解読と、当初見込みとかなりズレがあります。この『失踪さん』を探すのが紺屋、押しかけの探偵助手・ハンペーが古文書担当になり別々に捜査を開始します。だから関係者がかぶっていることにお互い気がつきません。読者は最初からわかってますから、この一見なんの関係もない依頼が、なんらかでつながっていることに気づいてます。しかしまぁ、終盤あんな変化球でくるとは!
<ネタバレ>失踪さんはストーキングに怯えて逃げているのではなく、実はストーカーを排除しようと周到な罠を張っていたのでした。その綿密さと執念といったらもう!すごい、すごいよ、『失踪さん』。ちょっと『小市民シリーズ』の小山内さんに通じるものがありますね
ラストに、張りまくられた伏線がビシバシ決まるのが痛快でした。のんびり構えて読んでいたので、陰陽が反転した時にあわあわしてしまいました(私だけか?)。
やる気のない紺屋、ボギーに憧れる(でも結構有能な)ハンペー、ネットの住人GENなど、このメンツだけでシリーズ化できそうなんですけど、どうでしょうか?
米澤作品では一番のオススメでした
スポンサーサイト
別窓 | や行 米澤 穂信 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<キングと思いきや、実は川原由美子 | No Way Out ~出口なし~ | 旬を過ぎたゴージャス>>
この記事のコメント
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| No Way Out ~出口なし~ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。