No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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こんなところで野間美由紀
2006-11-14 Tue 23:02
遠い約束 遠い約束
光原 百合 (2001/03)
東京創元社

+-C-+

浪速大学ミステリ研究会、略して『なんだいミステリ研』に意気揚揚と入部した桜子と、3人の先輩たちが解く謎の数々です。
光原百合さんが創元推理に応募した作品が元になっているとかで、それを考えるといやはや若いです、文章が(よい意味で)。一瞬『これは加納朋子だっけ?』と思うような(失礼)、主人公がかわいらしい小説です。野間美由紀さんの挿絵がまたライトノベル調を醸しているというか。
メインは桜子の大叔父さんが残した遺言書を解くという、ミステリの王道のような謎。その合間合間に密室だった温泉の脱衣所から指輪が消えた『密室モノ』、湯飲みに睡眠薬を入れたのはだれか?とか、死んだ人からの暑中見舞いの謎といった具合に、どれも王道中の王道を取り上げています。謎自体は簡単ですけど、桜子の気持ちの機微とかがすごく丁寧で、読んでて微笑ましいです。いい子だなぁ、桜子。
公家顔の清水先輩、西部開拓民のような黒田先輩、壮絶な美貌の若尾先輩と、ややステロタイプの3人を揃えていますが、ガッカリさせません。これもやっぱり先に挿絵があったからでしょうか?イメージが固定して読みやすかったのは確かです。これって想像の幅が限られちゃうのですけど、作者が手放しで喜んでましたから、このイメージでどんぴしゃなんでしょう。
桜子はいつかおじさんと『がっさく』の小説がかけるでしょうか?このシリーズも続けてるつもりはあるのでしょうか?先輩たちが卒業しても文化祭に遊びにくるとか、そういった登場の場を残しておいて欲しいです
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