No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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久しぶりの宮本輝
2011-03-11 Fri 19:23

海辺の扉 上 (文春文庫)海辺の扉 下 (文春文庫)海辺の扉 上 (文春文庫)
(2005/07/08)
宮本 輝

海辺の扉 下 (文春文庫)
(2005/07/08)
宮本 輝


ある時期とてもよく読んでいた宮本輝さんの小説。ここのところご無沙汰だったんですが、部屋の掃除をしてたら出てきたので再読してみました。いやー、まったく覚えてなかったから読んでみたんですけどね。
自分の不注意で息子を死なせてしまった光輝は、日本から逃げ出して、ギリシャで再婚をし、ヒモのような生活をしてるんですけど、危ない仕事に手を出して日本に逃げ帰ります。
まー、この主人公がホントにダメな男でして。そういや輝さんの書く男性主人公って、ダメな男が多かったなぁと思い出しました。
その場しのぎの嘘をつく、よく知らない他人のことを否定する、分かれた女房を恨む、でもその女房から手紙をもらえばさっさと会いに行って、ダメだダメだといいながら関係をもってしまう。そしてまた嘘をつくといった、本当に流されやすい男です。自分でも言ってますが、まさに疫病神。
それに引き換え現・奥さんのエフィーは、やさしくて賢くて本当に素敵な女性で、こんなに嘘ばかりの男をと、思わずにはいられません。惚れた弱みなんでしょうか。
いろいろなことをさっぱり洗い流して、エフィーとの人生をはじめるらしいんですけど、ずいぶんあっさりした終わり方でした。紅茶ばかり飲んでたドイツ人とか、船旅で知り合った日本人家族とか、伏線なのかと思ったら、そのままだし。このあたりから輝さんの小説を読まなくなった気がします。
すごく薄い文庫の上下巻ってのも、なんだかなぁ。そこは出版社の欲の皮なんでしょうけど。
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