No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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幽霊と青春とテツ
2010-08-10 Tue 18:07
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
(2010/05/14)
宮部 みゆき
-+A+-
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宮部みゆきの書き下ろし長編・現代エンタメ。すごいボリュームですよ。
変わり者の両親が購入した古屋は昔ながらの写真館。しかも幽霊つき。主人公は高校生の男の子。装丁は菜の花畑を走る電車。
この三題噺みたいなテーマで、このページ数を飽きさせることなく読ませるんだから、宮部みゆきはすごいです。
昔からこの人の書く少年が好きで、英一は少年とはいえない歳ですが、やっぱり上手です。
英一に押し付けられた心霊写真の謎をといたことから、また不思議な写真が持ち込まれ、それを調べていく連作集なんですが、その合間の学校生活がとても楽しそうで、親友のテンコやコゲパンちゃんなど、友人たちも生き生きしてて、いいなぁ若いってと、本気で思いました。華も色気もない事務員が気になるなんて、どうしちゃったのよ英一!と思ったんですが、それもまた青春ということで。
京極のように心霊写真のトリックを暴くのかとばかり思っていたら、これは心霊(生霊)写真なのだというんですから驚きです。
小暮さんの幽霊がところどころにスパイスとして効いていて、隠し味が幼い頃に亡くなった妹の風子ちゃん。
優しいひとたちの優しいお話でした。
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