No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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小説家がいっぱい
2010-03-03 Wed 17:56
ININ
(2009/05/26)
桐野 夏生
-+B+-
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小説家のタマキが選んだ題材は、すでに鬼籍に入っている緑川未来男の私小説『無垢人』。この中に登場している愛人の『○子』が誰なのか特定しようと、いろいろな人に会って取材をします。
実際タマキにも不倫の恋人がいて、青司との愛憎を伴う思い出と平行しながら、物語がすすみます。
たまにしか読まない桐野夏生ですが、今回のはちょっと違うなと思いました。篠田節子っぽいなと。設定が異常じゃないから?犯罪がらみじゃないから?(ヒドイ)登場人物がそこそこ常識人だったからでしょうか。
タマキは青司との関係を終えるため『恋愛の抹殺』を計りますが、大上段に構えたわりに抹殺どころかずるずる引きずってます。それよりも家族のほうが『抹殺』されています。てっきり不倫がバレて家庭崩壊したのかと思ったんですが、タマキは離婚してないみたいなんですよ。夫や子供の描写がほとんど出てこないから、てっきり。小説家と女の部分しか出てこないので、タマキがどんな妻なのか、母親なのか、興味深いです(でも知るのも怖い)。
緑川をめぐる女たちが出てきますが、どれも怖い人ばかり。でもやっぱり、緑川夫人が一番恐ろしいですね。モノ書きってやっぱり怖い人種なんだなぁと、改めて思いました。
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