No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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ひっそりと
2010-01-19 Tue 18:00
WILLWILL
(2009/10/05)
本多 孝好
-+B+-
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高校生のときに両親を亡くし、若くして葬儀屋を継いだ29歳の女性が主人公。仏様と残された人たちと、あるときは自分にも関わってくる、死をとりまく連作集です。
なんか本多さんの昔の著作『MOMENT』に雰囲気が似てるなぁと思ったら、2話目でその主人公の神田くんが出てきて、納得しました。あぁ、これ続編なのね、と。ぶっきらぼうなあの幼馴染とうまくいくといいなと思っていたのですが、森野はいろいろ面倒な性格で、神田君も大変そうです。しかしアメリカにいるとは思いませんでしたよ。

物語は葬儀を執り行った人たちの遺族から持ち込まれる不思議な話。死んだはずの父親から届いた絵とか、いきなり出現した愛人が実はもう死んでいたとか。どれもこれも、その死に関わった人たちの想いがそうさせているのです。地味ですが切ない本でした。
最終話の、おばあさんの元におじいさんの生まれ変わりだという少年がやってくる話は良かったです。私、ばあさん子なもんですから、こうゆう年寄りに優しい話に弱いんです。
エピローグはちょっと蛇足かなぁとも思ったんですが、まぁいいか。森野と神田君の未来に幸おおかれ、ということで。
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