No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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35年目のトーマ・ヴェルナー
2009-11-13 Fri 18:17
トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)
(2009/07/29)
森博嗣/萩尾望都(原作)
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や~、びっくりしました。だっていきなり本屋にトーマの顔が平積みになってるんだもん。あ、いやこれはエーリクだった。
更に驚いたことに、森博嗣がノヴェライズですから。ずっと昔にサヨナラした森先生でしたが、『トーマ』とくれば話は違います。勇んで手に取りました。
どっこい、なんだって舞台が日本になってるんでしょう。それなのにトーマとかユーリって呼びあってるんですよ。なんでもドイツ人の校長が生徒一人ひとりにあだ名をつけてるんですって。なんだそりゃ。おかしくないっすか?でもオスカーだけは本名なの。ますますナゾ。折角ギムナジウムの雰囲気にひたっているところで、いきなり日本がでてくるので、いちいちコケます。なんで日本にしたんだろ。
時代設定は特定されてませんが、国家のためにとか、クォータのオスカーがちょっと異端視されてるところから、恐らく対戦前なんじゃないかなと。
物語はまんま『トーマ』なんですが、オスカー視点でして、更に『訪問者』も加味されているもんですから、主人公がオスカーになっちゃってるんですよ。『トーマの心臓』はあくまでトーマが陰の主役で、ユーリとエーリクの物語なのになぁ。オスカー視点だから、二人のシーンがすっかりはしょられているので、知らない間に仲良くなっててビックリです。いきなりサイフリートの話をしてるんだもん、あんたたちいつの間にー!って感じでした。
ファンだと公言しているだけあって、作品に対する思い入れやあふれる愛情はしっかり読み取れました。でもね、これって同人誌の域を出ていないと思うの。ものすごく水準の高い同人誌。も、プロの書き手さんって言っていいほど。
でももし森博嗣のファンだからって読んでみたトーマ未読の人が、これが萩尾望都の『トーマの心臓』ねぇ、と思うのは絶対にイヤなんです!!お願い、原作も読んで!(あ、そうか、そうやって裾野が広がるのか。)
萩尾望都はやはり天才だなぁと、つくづく思いました。あぁ、トーマが読みたくなってきた。
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