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2009-10-12 Mon 19:21
続編がでないかなぁと、思ってたらでました。うれしいです。 今回、D機関と同じような性質の風機関のリーダーが結城中佐と張り合ったり、若い頃結城中佐に煮え湯を飲まされたドイツ将校がリベンジに臨んだりします。どちらもなかなか優秀らしいんですけど、もちろん結城中佐はその上を行くわけですよ、軽々と。あぁ、カッコいいなぁ。 特に『棺』では、”魔術師”と呼ばれた若かりし頃の活躍が読めます。カッコいいなぁ。 共産主義に傾倒したスパイや、D機関の名を騙る窃盗団にかつがれた役人が主人公だったりするので、D機関の存在は話の最後までわかりませんが、いやもう、その手際の良さと言ったらお見事です。 だからこそ、最終話でのポカが際立ちます。情に竿差しゃ流されるっていうか。前作でも過去の亡霊に捕われて、冷静な判断ができなかったスパイがいましたっけ。 最終話では真珠湾攻撃がありました。登場人物が、開戦してしまえばスパイの必要性がなくなると言ってましたから、続編はないかもしれませんね。残念! スポンサーサイト
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