No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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足を踏み入れてみれば
2009-08-25 Tue 18:12
宵山万華鏡宵山万華鏡
(2009/07/03)
森見 登美彦
-+A+-
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祇園宵山を舞台に繰り広げられる、それこそ万華鏡絵巻です。
一話目が赤い浴衣を着た女の子に連れて行かれそうになる姉妹の話だったので、おや、これはいつもの男汁ではないぞと、思いました。『きつねのはなし』のような幻想譚かなと思って読み進めると、2話目は宵山見物に来ただけなのに、なぜか宵山様にお灸を据えられそうになる藤田くんの悲喜劇です。3話目がその舞台裏です。あれやっぱり…と思うと、宵山で神隠しにあった娘を待つ父親の話になります。2/3がシリアスですから、やっぱりいつもの森見さんの本と違いますね。いろいろな仕掛けが1本の線でくるりとつながっている様は、相変わらずさすがの一言です。
どちらにも出てくる乙川さんは藤田君といるときと、骨董屋の仕事をしているときではまったく別人で、そのギャップがこの本をそのまま表しています。
夜祭りって、なんか特別な、一種独特な雰囲気ありますもんね。そのざわざわした感じがうまく物語になっていました。
面白かったです。
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