No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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そうはいっても不倫は不倫
2009-07-12 Sun 00:27
喋々喃々喋々喃々
(2009/02/03)
小川 糸
-+C+-
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『食堂かたつむり』が大ヒットした小川糸の2作目です。
入谷でアンティーク着物の店を営む栞と、そこにたまたま客としてやってきた春一郎さんの、甘くせつない不倫物語です。1月から12月まで月ごとに進みます。

これって、どの辺をターゲットにしてるんでしょうか。30代のシングルOLさんなんかが読んできゅぅーんとしちゃうんでしょうか?私には最初っから栞が怖くて怖くてしょうがありませんでした。”今日は春一郎さんの誕生日”と勝手に決めて一人でお祝い、料理は作らないとウソをついたり、町で見かけると偶然を装って捕獲(?)したり。さりげなーく、でもアピールは忘れなくってよ、みたいな。オードレイ・トトウの『愛してる、愛してない』のヒロインみたい。ぶるぶる。
春一郎さん逃げてー!と叫んでいたのですが、当然コロッといっちゃうんですよ。あーあ。
手を握るだけのなんか高校生みたいなかわいらしいお付き合いなんですよ、この二人。小川糸が書くと不倫もずいぶんソフトになるもんですね。修羅場もなければ、嫉妬すらないんです。本当にきれいごとな不倫です。でもやってることは渡辺淳一と同じですから。あれくらいどどんぱとしてもらった方が、かえってあっぱれなんですけど。
今回もおいしそうな料理がたくさん出てきます。高そうな店にもたくさん行きます。Hanakoの特集かってなくらいです。出しすぎです。『美味しんぼ』じゃないんだから、その料理の説明をこと細かくして、いったいなんの意味があるんでしょう。鬼平のようにその場面が物語に溶け込んでいるわけでなし、必要だったのかなぁ、いらないんじゃないの?と思いました。料理のことが書きたいのなら『食堂かたつむり』みたいにテーマを絞ればいいのにな。
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