No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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40歳からはじめたいなぁ
2006-10-13 Fri 23:48
40 翼ふたたび 40 翼ふたたび
石田 衣良 (2006/02)
講談社

+-B-+

大手広告代理店を辞めて独立したはいいものの、仕事がさっぱり来ない40歳の喜一
仕事はなんでもプロデュース、宣伝のために開いたHPに送られてきたメールをきっかけに、広告とはまるで関係のない『なんでも屋』のような依頼を受けるようになります
『40』というタイトルから『14』を連想しましたが(主人公の住まいも月島だし)、どちらかというとIWGPの中年版?マコトの扱うトラブルがイキがいいのに対して、喜一が扱う問題はもっと地味で切実でした
落ちぶれた元・IT社長とAV女優の純愛、同級生の離婚、23年間引きこもりの40歳、不倫をしている元・同僚の別れ話、子供の送迎を引き受ける会社を設立したオタクのフリータあがり、そして末期ガン告知をされた同僚と彼を慕うアルバイト女性

喜一はこういった人達と関わりあって、それは本業とは関係ないけれど、結果本業の広告イベントで大成功を収めます。
なんだって全員(例外もありますが)40歳なんだろうと思ってたら、そうゆうことだったのね、と最後に膝を打ちました

喜一のお人よしで誠実な部分が人の心を動かして、人と人とのつながりというか暖かい輪を広げ、最後の大団円になるわけです。冷え切っていた奥さんとの仲もすっかり修復されてます。
なんというか『いい話だねぇ』という連作集で、人情話でおとぎ話。最後のイベントだって『これで絶対いける!』と作中人物たちは盛り上がるんですが、『え?これで?』って読んでる私には現実味がなくてピンときませんでした。スレてるのかなぁ...。
でも現実の世の中、あまりにも悲惨なことばかりですから、小説の中だけでも夢があったもいいかししらと。
うん、嫌いじゃないぞ
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