No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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加賀さんシリーズ再読したくなりました
2006-09-21 Thu 19:26
赤い指 赤い指
東野 圭吾 (2006/07/25)
講談社

-+A+-

直木賞受賞後、初の長編というので大変興味深く読みました。それがまさか加賀さんシリーズとは!

ロリの中学生が小学生の女の子を殺してしまい、息子に甘い母親とそれに引きずられるように、いつも厄介ごとから逃げ出す癖のある父親が犯行の隠蔽を図ります。ボケた老母に罪をなすりつけるなんて、東野さんもひどいことを考えつきます。
本庁勤めで新米の松宮の叔父が『加賀』というので、あぁ、こりゃ加賀さんが探偵役なのねと、嬉しくなりました、ファンなんで。
前作『容疑者X~』の湯川先生の相手が天才数学者だったことを考えると、加賀さんに対してこのバカ両親は役不足よねぇ、供述も穴だらけだしすぐバレるよ、あれだけ宣伝する程の作品かしらと思って読んでいたんですが、最後の20ページであっ!となりました。それだけだったら普通の本格推理小説と変わらなかったでしょう。<ネタバレ>ボケてなかったんですよ、お母さん。必死に息子夫婦の愚行をとどまらせようとしてたんですよ。
言われてみれば伏線張りまくりでした。加賀さんはそれに気付いていて、なんとか息子に本当のことを話させようと策を練るんです。

バカ息子はバカ息子らしく、最後までバカ。典型的なバカっぷりで登場シーンも少なかったので、こちらに比重が置かれず、その分広がりすぎず手頃にまとまってました(それじゃいかんだろう、とも思うんですが)。

私、意外な読後感を持ちまして。
ウチの祖母も最後はちょっとボケ気味だったんですけど、私は優しく接していただろうかとか、可愛がってもらっていた頃のこととか思い出して、ちょっとおセンチになりました
加賀さんのお父さんもちょっと出てきます。この親子も大変だったんだなぁ
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