No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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素材の味を殺しまくったドラマ化
2008-02-28 Thu 18:53
鹿男あをによし鹿男あをによし
(2007/04)
万城目 学
-+SA+-
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森見さんとセットで語られることの多い、万城目さんを初読です。ホントはデビュー作から読みたかったのですが、ドラマが終わる前に(原作を読み終わり、何の憂いもなく見てみよう)と思い、こちらから。

関東から故あって奈良の女子高に赴任してきた主人公は、大仏殿でいきなり鹿に話しかけられます。
「さあ、神無月だ−。出番だよ、先生」
しゃべる鹿と狐と鼠、右往左往する人間たちが、救国の使命を果たす為”サンカク”を求め、奮闘します。鹿島大明神の大なまず伝説から卑弥呼にまで繋がる、一代歴史ファンタジー(ウソ)です。タイムリミットのある中、宝を求め、走り、落胆し、最後の望みにかける、結構なサスペンスでもありました。

主人公は最後まで『俺』で通していて、名前はわかりません。こうゆう名前を伏せた一人称小説は読んでいて気になるんですけど、これはそんなこと感じる間もなく読んでしまいました。いや~、おもしろかったです。
神のお遣いの鹿が妙にツボでした。見た目は雌鹿でも中身は1800年以上経たおっさんですから。言葉に含蓄があるんです。鹿なのに(笑)。主人公との会話は絶妙でした。
その他のキャラクターたちも魅力的で、藤原君と主人公の”かりんとう兄弟”も笑えました。主人公が癒されると言ったように、藤原君はとてもいい味を出していました

ところが!
ドラマを見てビックリ。藤原君が女の先生になっていたのです!『ガリレオ』の時も思いましたが、連ドラってのはどうしてもラブ要素を盛り込まないといけないんですね。あぁ、バカバカしい。そしてキャストを見て愕然。リチャードが児玉清ですか...。枯れ過ぎてませんか?あぁ、最近のリチャード・ギアはこんな感じかなぁ、でもご存命でしたら岡田真澄あたりにやってもらいたかったです。マドンナは”マドンナ”じゃないし、重さんが蔵之助さんって、どうゆうことなんでしょう。唯一、堀田は目が離れていてちょっとイメージでしたけど。
昔、市川監督が”作品の成功はキャスティングで七割決まる”と仰ってました。それでいうと、これぜんぜんダメでしょう。さらに1クール分に薄めて伸ばされた原作、とってつけたエピソードに目を覆いたくなりました。だから10分でチャンネルを変えました。
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