No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
雪の降る夜はたのしい横溝
2008-02-03 Sun 23:34
都内で久しぶりに積雪。ウチの近所は”雪やこんこ♪”なんてかわいいもんじゃなかったんで、一歩も家から出ず備蓄の食料とアルコールだけでしのぎました。
じっくり映画でも観ようと、チョイスしたのは金田一、しかも2本立てです。
犬神家の一族 コレクターズ・エディション (初回限定生産)犬神家の一族 コレクターズ・エディション (初回限定生産)
(2006/12/08)
石坂浩二、高峰三枝子 他

商品詳細を見る

まずは何度観たか知れない『犬神家の一族』ですが、今回はコレクターズエディションです。
やはりオリジナルはいいですね。あおい輝彦が取調室でぶっ倒れて号泣するシーンなんざ、何度観てもいいです。島田陽子が原作にあるとおり本当に清楚な美人で、松嶋菜々子なんて足元にもおよびません。ラストで猿蔵が菊を手に”あの人のこと忘れられない”と言う笑顔がまたいいなぁ。
はっ!また語ってしまった。

コレクターズエディションということで特典映像がついていたんですが、2006年版公開にあわせたリリースですから、当然半分は宣伝みたいなものでした。私としては、もっと76年版の製作秘話みたいなのを期待してたんですけどね。一瀬隆重プロデューサーの話なんて、ホントどうでもよかったです。話としてもつまらなかった。この人が市川監督にリメイクの話を持っていったらしいんですけど、もっと他のことできなかったんでしょうか。
しかしながら、90歳にしてこうしてまだまだ映画を作る市川監督に脱帽です。普段は杖をついて椅子から立ち上がるのに、怒るときは杖なしですっくと立ち上がるんですって。映画に対する情熱、すばらしいです。

八つ墓村八つ墓村
(2008/01/30)
萩原健一、渥美清 他

商品詳細を見る

2本目は、野村芳太郎監督の『八ツ墓村』。これはあんまり観たことがないんですね。というのも、渥美清が金田一だからです。石坂あるいは古谷一行のイメージが強いので、麦わら帽子に扇子パタパタのどうみてもただのオッサンな金田一が、私には受け付けないのでした。
そんな金田一ですが、出番があまりにも少ないのもいただけないです。そして推理というより当て推量。警官の下條アトムが『方法や動機はわかりましたが、証拠は?』と聞くと、なんと金田一『この事件はねぇ、そんなことよりも犯人自身も知らない事実があるんだよ』などと言ってます。ちょっと、状況証拠だけですか!!というか、ミステリじゃなくてオカルトです。小川真由美が鬼気迫る、というか鬼そのものになりショーケンを追いかけます。ホラーです。すべて”祟り”のせいなんですって。強引だなあ。
ショーケンのダイコン演技、中野良子の美しさも特筆すべきでしょう

映画の中の、多治見要蔵の32人殺しは、岡山で実際にあった「津山三十人殺し」にインスパイアされたというのは有名な話で、他にもこの事件を題材にした本はいろいろあります。私が読んだものでは岩井志麻子の『夜啼きの森』、山岸涼子の『負の暗示』。もし興味があるのでしたら、山岸センセイをオススメします。昔の山岸作品は、下手なJホラーなんかよりずっと怖かったですなぁ
スポンサーサイト
別窓 | 映画 邦画 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<壮大なる”鈴木一郎サーガ”のはじまりなのか? | No Way Out ~出口なし~ | 15Rでも甘いかも>>
この記事のコメント
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| No Way Out ~出口なし~ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。