No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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サスペンスでミステリでファンタジー
2008-01-29 Tue 19:15
月の扉 (光文社文庫)月の扉 (光文社文庫)
(2006/04/12)
石持 浅海
-+B+-
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二冊目の石持作品です。今年の『このミス』にランクインした短編集がおもしろそうで、それの探偵役が初出のこちらをまず読んでみました。

沖縄でサミットが開催されるということで、厳戒体制にある那覇空港。そこで起ったハイジャック事件。犯人たちの要求は彼らが崇拝する”師匠”石嶺の釈放でした。彼は警察に不当逮捕されていたのです。警察からの回答を待つ間に、なんと機内で殺人事件が起ります。しかもありえない状況で。その謎解きを強要されたのが、乗客の一人、”座間味くん”です。
おもしろかったです。以前読んだ『扉は閉ざされたまま』もそうでしたが、閉鎖された空間が無理なく設定されてます。ハイジャックというサスペンスと、殺人というミステリに、師匠のスーパーナチュラルな能力と、3つの顔がうまい具合にブレンドされていました。犯人は結構簡単に推量できましたが、動機とそのあとの結末は予想できませんでしたね。師匠と一緒に”飛ぶ”とはどうゆうことになるのかなぁと、そこにヤキモキしました。うまい落としどころです。
稀代のカリスマ・石嶺師匠の能力が本物だという前提で読まないと、動機も謎もなにもあったもんじゃないんで、そのへんはちょっと弱いんですよ。師匠があんまりしゃべらないから、そのすごさが伝わってこないんです。まあ、しゃべりすぎるカリスマってのも胡散臭いですか。座間味くんにしても、なんか中途半端なんですよね。登場人物たちの魅力がいまひとつってのが残念。
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