No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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子供に質問されたくない小説
2006-07-18 Tue 14:56
神様ゲーム 神様ゲーム
麻耶 雄嵩 (2005/07/07)
講談社

+-A-+

発表直後から物議をかもしている『神様ゲーム』をやっと読了。
『子供に読ませたくない』と皆さん言ってますが、私はちょっと違って『子供から質問されたくない』小説でした。

転校生の鈴木くんは自称神様で、その彼の言動に芳雄は振り回されるんです。
で、その頃起っていた猫殺しの犯人も鈴木くんはあっさり教えてくれます、神様はなんでも知っているの。
探偵団とか、友情の誓いだとか、ちょっと気になる女の子とか、子供らしいんですよ途中までは。
親友の英雄君が殺されてからはもうなんというか、ひどいです。
や、ひどい小説なんて他にもいっぱいありますが、主人公が少年で、殺されるのも少年で、死体を見つけるのも子供達、犯人も子供というのがひどい。
更に共犯者と動機、天誅の場面なんかもう。
ラストのどんでんがまたひどい。芳雄、かわいそうだよ...。

神様は犯人だけを教えてくれて謎解きはしないので、芳雄が自分で推理をするんですけど、それもちゃんとしたロジックになってるし、むしろまっとうなミステリ(神様つきですけど)なんですけどね。

ミステリランドの主旨を考えると、これを上梓するのは間違ってるんじゃ?とも思えるダークな内容。
総ルビだし、文字間広いし、装丁も凝ってるし。体裁は子供向けなのに内容と値段は大人向け。やっぱ大人がターゲットになっていて、書いてる方も大人の読者を当てこんで書いてるとしか思えないんですよ。

純然たるジュブナイルとは、ルパンでホームズで20面相なんだってば!
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