No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
だからさっさと別れておしまい
2007-11-17 Sat 19:45
追伸 追伸
真保 裕一 (2007/09)
文藝春秋
-+C+-
この商品の詳細を見る

ギリシャに単身赴任をしている夫の元に届いた、妻からの離婚届。突然の仕打ちに夫は妻に真意を糾します。妻はただひたすら自分のいたらなさを謝るばかりで、納得のいく離婚理由を明らかにしません。夫は妻の言動をあげつらって、自分の疑惑を妻につきつけます。男がいるんじゃないか、と。妻はそんなことはないと言いつつ、若い頃に亡くなった祖母がいかに美しかったか、その祖母にはなにやら秘密がある、事情を知る母たちは口をつぐみ、つれあいである祖父も亡くなった、などとまるで見当違いな話題で返します。
これを書簡でやり取りしてるんです。あぁ、もう鬱陶しい!!いいからさっさと別れておしまい!と、第1章はイライラしながら読んでました。

第2章は、妻の祖母、春子と夫の誠治との間で交わされた往復書簡です。春子は殺人の容疑で拘留されており、誠治は手紙で妻を励まし彼女の無実を信じていると伝えるのですが、一方で妻の行動に疑問を持ち、独自に調査をしていくのです。
祖母と孫、時代は違ってもやってることは同じでして、おまけに亭主の健気っぷりもまた同じなんですよ。もちろん新保さんはそれをわかってやってるんでしょうけど。
夫は誠治の手紙を読んで『僕は生涯、平瀬誠治という男の行き方を忘れない』とかなんとか言ってますが、これは男性だからでしょうか?獄中の妻を気遣いながらも、ド正論でねちねちと追い詰めていくところが、私にはいたたまれなかったんですが...。それは私にも身に覚えがあるからないんですよね。春子や奈美子のように安易で流されやすいところが。そうゆうずるいところがいやでしたねぇ。
あら、好きな登場人物がいないじゃないですか。

話としてはなんてことはないんですけど、書簡形式にしてあるから1冊もってるような話でした。こうゆうちまちましたココロ温まる系ではなく、新保くんにはもっとスケールのでかい大冒険活劇または陰謀モノをお願いしたいです
スポンサーサイト
別窓 | さ行 真保 裕一 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<派手さはありませんが、上品です | No Way Out ~出口なし~ | 適材適所でお願いします>>
この記事のコメント
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| No Way Out ~出口なし~ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。