No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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緊迫した二人劇
2007-10-09 Tue 23:09
木洩れ日に泳ぐ魚 木洩れ日に泳ぐ魚
恩田 陸 (2007/07)
中央公論新社
-+B+-
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明日には別々の場所へ行く男女、最後の夜をすごす2人の心理戦。回想という形をとっているので、登場人物はほぼ2人。それでも長編が書けるんですから、さすがは恩田陸です。
最初はただの元・恋人同士かと思っていたヒロとアキが、実はきょうだいであったと、そして話題にしている事故で死んだ男が2人の父親だと、そして殺したのは彼(彼女)ではないかと、互いを疑っているのです。あっという間に引き込まれました。おかげで寝たの2時ですよ。

回想と会話で物語を構成し、記憶がよみがえり新たなる事実が浮かび上がりますが、それも推論の域を出ず、結局謎は謎のままで残されます。いつもの恩田陸といえばそうなんですが、今回少し違うのは、アキのパートがいつもより生々しかったことです。新しい彼女を値踏みしたり、恋人のことを醒めた目で眺めたりと、こうゆうところは今まであんまりなかったなぁと。ありていに言うと、読みやすくなってました(良い意味で)。

偶然出合って恋に落ち、そしたら生き別れたきょうだいだったなんて、まるで少女マンガです。ユーミンの”真珠のピアス”を引き合いに出したり、”わたしやっぱりヒロのことっ!”と最後まで言わせないところまで、マンガ的だなぁと思いました。こうゆうところも読みやすい一因でしたね。
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