No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
どっちがどっちに乗っかってるんだか
2007-08-08 Wed 18:20
小説こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説こちら葛飾区亀有公園前派出所
大沢 在昌、秋本 治 他 (2007/05/24)
集英社
-+C+-
この商品の詳細を見る

"こち亀"連載30周年記念と日本推理作家協会設立60周年を記念して立ち上がったコラボ企画。売れっ子作家たちが『こち亀』の世界を描きます。

新宿鮫が両さんとしゃべってる...。
1本目からこれですから、ビックリです。2話目はマコトと池袋の街を歩いているし、皆さん自分のシリーズキャラと共演させています。

最初は驚いたし、面白い企画だなとも思ったのですが、なんといいますか、そのやっぱり変なんですよ、両さんが。自分の得意なフィールドに引っ張り出すから、両さんもそれに染まってしまうんです。大沢両さんはカッコよすぎだし、石田両さんはただのオッサンになってます。剛爺にいたっては、ホントに元ネタ知ってるの?と聞きたくなります。麗子はあんなキャラではありません(しかも夢オチ)。読んでてイタかったですよ

今野敏のプラモデルにはまる元・警官の話はなかなかでしたが、これだってこち亀キャラがまったく出てこないからであって、それもこの企画の主旨を考えるとどうよってな気もします。

京極さんの話は抜きん出て面白かったです。なんと京極堂が大原部長の憑き物落としをするんですよ。戦後と平成の舞台がうまく融合してました。ちょろちょろと情報を小出しにちりばめてあったのも読んでて楽しかったです(関口がすでに他界していたり)。でも両さんは出てこないんですよ

東野さんの話は更に群を抜いて面白かったです。こちらはちゃんと両さんを出し、あのキャラの特性を十分出しつつ、更に乱歩賞ネタもからませて二重の意味できちんとしたコラボレーションになっていました。東野さんだと加賀さんが出てくるのかなと思ったのですが、出さなくて正解。

商業レベルの作品はこの2品のみ。
30年間週間連載を続けた秋本治氏に敬意をこめてとあとがきで言ってますが、だったらもうちょっと頑張って書きなさいよ
やっぱりこち亀に乗っかってるのは作家の方ですな
スポンサーサイト
別窓 | あ行 その他 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<ハリウッド版・東映まんがまつり | No Way Out ~出口なし~ | ドレクスラー博士がちょっとお気に入りです>>
この記事のコメント
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| No Way Out ~出口なし~ |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。