No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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冷血と情熱と
2007-07-19 Thu 00:49
1999年に起きた米コロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件をモチーフにした2作品
2日連続して観ました

エレファント デラックス版 エレファント デラックス版
ジョン・ロビンソン、アレックス・フロスト 他 (2004/12/03)
ジェネオン エンタテインメント

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まず『エレファント』
事件が起こる直前までを、生徒達それぞれの視点で描いています。登場人物たちがちょっとずつリンクしながら事件に向かって時計はすすみます
アル中の父親に手を焼く男の子や、写真に夢中な男の子。自意識過剰で『ダサい』とからかわれているメガネの子、その子をバカにしている女の子3人組はダイエットだとトイレで吐くし、アメフト部の人気者はガールフレンドといちゃついてます
そこへ銃と爆弾で武装した2人の高校生がやってきて、『地獄をみせてやる』と発砲を始めるのです。
あのダサいと言われてた女の子が最初に撃たれたのはビックリでした。自分をイジメてた生徒を殺すのではなく、ただそこにいたというだけで撃っていました。相棒に『とにかく楽しめ』と言ってはじめるんです。激昂するわけでもなく、雄叫びをあげるわけでもなく、ただ淡々と殺戮を続ける様がなんとも不気味でした。
特に事件を忠実に描いているわけではないので、犯人のバックボーンとか動機とかは、あまり語られてませんし、これが事実でもないようです。こうゆう映画もアリだよなとも思いますが、何の予備知識もなしに観たら”なんじゃこりゃ?”とも思うでしょう
犯行前にシャワーを浴びながら、『俺達今日死ぬんだよな。キスもしたことないのに』と言って、2人でキスするところはちょっと興醒めでした。


ボウリング・フォー・コロンバイン マイケル・ムーア アポなしBOX ボウリング・フォー・コロンバイン マイケル・ムーア アポなしBOX
マイケル・ムーア (2003/08/27)
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で、お次は突撃取材がウリのマイケル・ムーア『ボーリング・フォー・コロンバイン』
こちらは”こんなアメリカに誰がした?”と、事件の関係者や全米ライフル協会会長のチャールトン・ヘストンにインタビューを敢行したドキュメンタリーです。いや~、久々に見ましたよ、チャールトン・ヘストン
話としてはとてもわかりやすい編集でしたが、いつものVIPに対するアポなし取材があまりなくて残念。
コロンバイン事件の犯人が影響を受けたと槍玉にあげられたマリリン・マンソンが、ライブの時と違ってすごくまともなことを言ってて見直しました
商業映画ですから、恣意的に編集をしているところもある(詳しくはWIKIで検索してください)そうで、まるっきり鵜呑みにできませんが、話半分ヨタだとしても、興味深いドキュメンタリーでした
いろいろな映画賞を取り、興行的にも成功したであろうくらい観客動員があったにもかかわらず、アメリカでの銃規制はまるでかわらないのは、虚しいですね。
だからこそ、Kマートというスーパーの本部にコロンバインの被害者を連れて行き、銃弾を売らないよう直訴してそれが叶ったのにはちょっと感動しました。
しかしスーパーで弾売ってるんですね、アメリカって。銀行口座を開くと銃がもらえるというし、やはり銃社会なのだなぁ。
この間泊めてもらったアラスカの友人宅にもフツーにありましたからね、拳銃。釣りに行く時、対熊用に持っていくんですって。日本人の奥さんは、家にこうゆう”危険なもの”があるのがすごくイヤだと言って怒っていましたが、あれからどうなったんでしょう?
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