No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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二重の意味で別世界
2007-06-12 Tue 00:17
玻璃の天 玻璃の天
北村 薫 (2007/04)
文藝春秋
-+B+-
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英子とベッキーさんのシリーズ第2弾です。昭和初期(8年から9年にかけて)が舞台で、英子と運転手のベッキーさんが謎を解きます
「幻の橋」では祖父同士がいがみあっている男女の恋の相談にのったり、「想夫恋」ではご学友の駆け落ち騒ぎを推理したりします。英子に比べて、ご学友たちはもうすっかり行動だけは『大人の女』になったようです。
英子も、軍人なのにリベラルな考えをもった男性と知り合います。この人は今後も登場するのでしょうか?ちょっと楽しみです
『玻璃の天』ではステンドグラスの天窓から墜落死した思想家の事件を、事故か殺人かを推理します。辿り着いた真相は、ベッキーさんの痛ましい過去も明らかになってしまうのです。一話目から登場していた思想家・壇熊氏がきっと鍵を握っているのだろうなとは思っていましたが、こうゆう結びつきとは。
前作では英子の賢しさがハナについたのですが、今回はそんなことありませんでした。
当時の世相や出来事が盛り込まれているのを読むのも楽しみのひとつでした。教文館がオープンしたとか、ジグソーパズルが発売されたといった世事のことから、戦争にむかいつつある日本の姿も。英子の父親はイギリスびいきとありましたから、他人事ながら心配です
そしてお嬢様の世界というのも、またアレで。なんたって『うれー』(嬉しい)で『おすてー』(素敵)ですから。いやはや。
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