No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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無色透明なミステリー
2007-04-05 Thu 20:09
紙魚家崩壊 九つの謎 紙魚家崩壊 九つの謎
北村 薫 (2006/03)
講談社
-+C+-
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北村さんの書く文章は品がいい。犯人や悪役がどんなにひどいヤツでも、北村さんの文章にはある一定の品のよさがあるなぁと常々思っておりました。
この短編集は、お得意の日常の謎だけでなく、幻想譚だったりファンタジーだったりと、あまり枠にとらわれないジャンルが集めてあります。で、どれも品よく、良すぎて私の食指はあまり動かなかったのでした。
『右手と左手が恋をしている助手と、探偵の事件簿』の表題作ですが、なんだかわからないうちに本当に家が崩壊して了。続く『死と密室』は叙述の妙なんですけど、なんだかだまされているようでした。しかも確信犯的に。
『サイコロ、コロコロ』や『おにぎり、ぎりぎり』のようにいつものテイストの小品や、『溶けていく』や『俺の席』の、日常がガラリと一変してしまうお話は、構えてなかった分ゾクリとしました。
一番面白かったのは『新釈おとぎばなし』。北村さんらしくパロディの定義について語りながら、カチカチ山の本歌取りです。いや、あっぱれ
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