No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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こんなん、なんでもありじゃねーかよー!
2007-01-26 Fri 23:18
ステーションの奥の奥 ステーションの奥の奥
山口 雅也 (2006/11/09)
講談社

-+C+-

小学6年生の陽太の夢は『吸血鬼になること』。不老不死で強くてカッコいい(?)からですって。いじめっこもやっつけられるし。
屋根裏に居候しているオタクのおじさん・夜之介は、陽太に多大な影響を与えています。陽太が吸血鬼に憧れるのも、このおじさんから借りた本やビデオのせいなのです
この変わり者ふたりは、陽太の夏休みの自由研究のため東京駅のステーションホテルに投宿します。建て替えられてしまう前に、駅構内のいろいろをレポートするためです。迷路のような駅構内、立入禁止の霊安室でふたりは死体を発見してしまいます。更にその夜、ホテルに戻った夜之介の部屋で男の死体が発見され、部屋にいるはずの夜之介おじさんは、衣服だけを残して消えていたのです。しかも密室なんです(笑)
巨大で古い、そして皆がよく知っている東京駅の探索のシーンは本当にわくわくしました。よく利用する駅なので、今度行ったら秘密の通路がないかキョロキョロしそうです。
しかしですよ、謎解き部分で叫びました。<ネタバレ>夜之介おじさん実は吸血鬼で、コウモリに変身して密室から脱出したんですって。ふざけてんのか、わりゃ!
いえ、今までのミステリーランドだって『神様』がでてきたり『人魚』がでてきたりというのはあったんですけど、あれはいいんです、ああゆうもんですから。しかし、子供達が推理をする場面がでてくるように、謎の核心部分が<ネタバレ>コウモリでしたってあんた、そりゃないでしょう。でもまぁ、山口雅也だしなぁ...。それもありなのか。

「故宇山日出臣氏に、少しの美酒とともに、本書を捧げます」という献辞があります。ミステリランドを立ち上げた名物編集者で、『虚無への供物』を文庫化するためにM物産を辞めて講談社に入社した話は有名です。ご冥福をお祈りします。
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