No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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春児~!!という叫びがこの本の全て。
2007-01-15 Mon 00:51
中原の虹 第一巻 中原の虹 第一巻
浅田 次郎 (2006/09/25)
講談社

-+A+-

や、失礼しました。『蒼穹の昴』の続編ということで、ものすごく楽しみにしていたもので。
西太后の治世も斜陽となった清朝末期、一千元で満州馬賊の頭領・張作霖に雇われた李春雷。ふたりは天命を持つ者にしか手を触れることができないという龍玉を手にします。春雷は張こそが中原の覇者だと思うのですが、彼は自分の息子がそうであると確信します。いつかこの長城を越えて皇帝になると。
一方、西太后暗殺に失敗し、幽閉された光緒帝は袁世凱にその龍玉を探すよう命じます。4億の民草の安寧の為にと。

1巻は満州馬賊たちの躍動感溢れる戦いぶりが圧巻です。春雷もですが、秀芳という包頭(若頭みたいなものか?)の騎馬っぷりがカッコいいです。そしてなんといっても総攬把の白虎張です。色白で二重瞼のいい男で、腕っぷしは強いし度胸もある。頭もキレて冷血無比。でも人気者なんです。もう私のツボ。

懐かしい人たちも出てきます。春雷が『弟の春児...』と言った途端にこぶしを握りましたからね。前作で一番好きなキャラクターです。占い師の白太太も健在です。張の卦を占じただけでなく、主要人物達の卦を次々と占ってるんですもの。浅田先生、サービス過剰ですって。
玲玲や文秀も今後登場することでしょう。幸せだったらいいんですけど、きっとそうはいかないのでしょうね。まだまだ続くようですが、いったい何巻まで書いてくれるんでしょう?

泣きの浅田もいいんですが、中国歴史大河モノは真骨頂といった感じで、書いている本人もワクワクしながら書いてるんじゃないかなぁと思います。読んでるこっちがワクワクですから。
蒼き狼なんて映画作ってないで、是非『蒼穹の昴』を!
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