No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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実験的すぎる
2010-12-30 Thu 21:08
トロン [DVD]トロン [DVD]
(2005/12/21)
ジェフ・ブリッジズ、ブルース・ボクスライトナー 他

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ハチが『トロン・レガシーが観たいよぅ』と言うので、その前にオリジナルを鑑賞。名前は知ってたけど、見たことないんですよね。1982年製作のCG映画です。
でもね、今だからこそプログラムの擬人化ってのが普通に受け入れられるんですけど、当時はまるでわからなかったと思うんですよ。ソースを飲むと元気になるなんて、なんじゃそりゃって。
設定こそ斬新でしたが、内容は地味な話でした。華もないし。トウのとった女優さんが一人出てるだけだし。
でも面白かったです。地味だけど。
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ポプラ社の罪
2010-12-24 Fri 20:25
KAGEROUKAGEROU
(2010/12/15)
齋藤 智裕
-+D+-
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ポプラ社小説大賞を受賞した水嶋ヒロの処女作。
ただいま会社で絶賛回覧中です。
食い詰めて自殺しようとした中年男が、ドナーとして臓器を売る話。
昔っからありましたよね、借金取りが”腎臓売るか?”っての。そんな話がどうして”哀切かつ峻烈な「命」の物語。(BOOKデータ)”になるのでしょうか?
まず読んでみておかしいなと思ったのは、主人公が40歳という設定です。20代かと思いましたよ、あまりにもガキっぽくて。そもそも文章全体が幼いんですよね。
文章下手、矛盾もりもり、ご都合主義でうすっぺら。でもこんな小説は商業レベルでもいっぱいあるんですよ。これで金取るか?ってのが。それこそ大御所にも。
この本が散々コケにされているのは、ポプラ社が金儲けに走って、未熟な作品に授賞したからです。ある意味水嶋ヒロは被害者かもしれません。今まで大賞を出さずにずっと温存してきたってのに、なんだってまた。今回で最後らしいので、最後にベストセラー出したかったのかな。
誤植をシールで修正している箇所に、出版社の熱意を感じました。鮮度が命!って。
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満を持して貴志祐介
2010-12-21 Tue 20:22
悪の教典 上悪の教典 下悪の教典 -+SA+-
(2010/07/29)
貴志 祐介
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今年のこのミス第一位です。すごいですよ、この厚さ。
性善説に基づく学校に、サイコパスが教師として入り込んだらどうなるかというピカレスク小説ですって。ピカレスクって、こうゆうのにも使うんだなぁと、ちょっと違和感。
生徒に人気があって、同僚たちからも頼りにされている蓮実センセーがひどい目に遭う話なのかと思って読み進めていったら、とんでもない展開で、熱血先生の化けの皮が少しずつはがれていく上巻はぞくぞくしますし、大変不謹慎ですが下巻なんてもう一気読みでした。
人が簡単に死んでいく話って好きじゃないんですが、これはなんといいますかそんなくくりができる作品じゃなかったんですよ。納得のこのミス1位です。
ラストは余韻なんてもんじゃなく、子供たちのことを考えると戦慄しますね。
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豪華な脇役たち
2010-12-10 Fri 21:05
野獣死すべし デジタル・リマスター版 [DVD]野獣死すべし デジタル・リマスター版 [DVD]
(2009/10/23)
室田日出男、松田優作 他

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久しぶりに見ました、20年ぶりくらいでしょうか。
小林麻美がダイコンなのは承知してましたが、その他にもいろんな方が出てたんですね。
しょっぱな死んでしまう力也さん、アップで映りこむことのない杜ちゃん、海さん、晃一さん、東北なまりの佐藤慶と、見ているだけでおぉぉぉ!!というラインナップです。
なかでも鹿賀丈史は出色で、私もこれで初めて鹿賀さんを覚えました。今見てもコワイです。
松田優作の死人みたいな演技もすごいんですが、電車でいきなり着替えるのはどうかと。ちょっと笑っちゃいました。
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恩田陸を作っているモノ
2010-12-10 Fri 20:21
土曜日は灰色の馬土曜日は灰色の馬
(2010/08/07)
恩田 陸
-+C+-
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解説やエッセイなどあつめた1冊。
この方、本格ミステリとSF大好き少女だったので、そのあたりの解説を書くことが多いみたいです。残念ながらまったく未知の分野なので、さっぱわかりません。もとネタ読んでたらきっと面白かったんでしょうねぇ。
後半、少女マンガについて熱く語ってますが、時代といい愛読書といいずばりストライクなので、もうここは大変興味深く読みました。そうか、美内すずえで”ひき”を覚えたんですね。でもまだまだその域には達してませんよ。というか、風呂敷の畳み方を萩尾望都に教わらなかったんでしょうか。
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まさにアナザーワールド
2010-12-06 Mon 20:19
王国〈その4〉アナザー・ワールド王国〈その4〉アナザー・ワールド
(2010/05)
よしもと ばなな
-+C+-
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結構好きなシリーズ『王国』から、番外編のようなものが出てたとは知りませんでした。というか、3で終わってたのも知りませんでした。あれで完結だったんだ。
雫石と楓と片岡さんの3人に愛されて育った女の子・ノニちゃんの物語です。でも半分はあの3人の話でもあるんです。
『王国』で片岡さんが雫石に子供でも作るかと言ってましたが、まさか楓と雫石で子供を作ったとは驚きです。
あれから20年経っているとはいえ、ノニが語る雫石の人物像がずいぶん違っていて、これがホントにあの雫石なのかと、目を疑いました。だからこれは『王国』シリーズのカタチを借りた、まさにアナザーワールドなのではないかと思ったくらいです。
失恋してメソメソしているノニちゃんに、片岡さんや雫石がかける言葉のひとつひとつを懐かしく読みました。昔弱っているときに読むと、これがまたハマったものでした。
あいかわらず口が悪くて優しくて片岡さんにホレボレしました。
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