No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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男一匹純情一途
2010-03-27 Sat 18:21
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(2004/09/15)
押井守大塚明夫

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イマイチだった1ですが、2はよかったです。なんたってバトーが主役ですから。素子が去って3年後です。なんだか情緒不安定なバトーを心配して、課長はトクサをパートナーにつけ動向を見張らせています。犬を飼ってみたり、危ない現場にどんどん突っ込んでくし、課長でなくても心配しますよ。
90分が2時間くらいに感じられるほど、見ごたえのあるお話でした。もちろんバトーが主役だからこれだけ評価が甘いのです。
エンディングの歌詞がバトーの心情だってハチ(旦那様)がいうんですけど、だとしたら切ないですねぇ。素子のことを待ってるんでしょうけど、素子はもうヒトですらない次元に移行してましたから。まぁ、どこにいても見守っててくれるらしいので、よしとしますか。
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邦題はディーバがつけたそうな
2010-03-25 Thu 18:21
ソウル・コレクターソウル・コレクター
(2009/10/29)
ジェフリー・ディーヴァー
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今回の犯人は”すべてを知る男”です。消費者の動向を知るために収集されている購入データ。これを悪用して、自分の罪を他人にかぶせるという、とんでもない犯人です。
濡れ衣を着せられた男がライムのいとこで、彼を助けるために少ない証拠から犯人を追いかけます。
物的証拠が絶対のライムにしては、今回は勘に頼るところが多かったような気がします。アメリアが犯人に近づいたのも、見当違いの物的証拠からでしたし。ただのデータからその人物の情報を読み取る能力があるという犯人には、おぉっと思いますが、ちょっと弱いかなぁ。そちらより、ちらちらと伏線を走るウォッチメーカーとの対決のほうが楽しみです。

いとこのアーサーとライムは若い頃に女の子のことで険悪になったこともありまして、ライムの青春時代を垣間見ることができるのが楽しかったです。あら、ライムにもそんな初々しい失恋話があったのねと。
かわりにパムの不倫話は蛇足だったかな。
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ないないづくし
2010-03-24 Wed 18:17
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玄田哲章川井憲次

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公開時に映画館で観たんですが、あまりの娯楽性のなさに唖然とし、その印象だけが残っていたアニメです。
最近OVAを全話観たのと、カットを加えた新バージョンが公開されていたそうなんで、観てみました。
ところどころCGになっていたりしましたが、あんまり変わってなかったような…(と、言えるほど覚えてないんですけど)。ハチ(旦那様)にいたっては、前の方がよかったとまで言ってます。
やっぱり娯楽性はないですね。パトレイバーやJINROなんかの押井っぽさが隅々まで浸透してます。
OVAが良かっただけに、やっぱり比べてしまいます。なんといってもドラマがない。素子に人間っぽさがない。世界観や専門用語についての説明がない。そしてなにより、9課の活躍がない!!サイトウなんて姿すら出てきませんでしたから。
なんでこれがヒットしたんだか、さっぱりわからんですたい。
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戦争の暗部とミステリ
2010-03-08 Mon 17:59
トーキョー・プリズン (角川文庫)トーキョー・プリズン (角川文庫)
(2009/01/24)
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『ジョーカーゲーム』が気に入ったので、既刊を読んでみることにしました。
なんでもこのミスで結構上位にランクインしてたようなんですが、あらすじだけ読んでパスしたんだろうなぁ。戦争モノって、ちょっと敬遠するきらいがあるんで。
戦犯を収容するスガモプリズン内でおこった服毒死事件。オーストラリア人のフェアフィールドは、なんだかしらないうちにB級戦犯のキジマに協力してその事件を調査する手伝いをすることになってしまいます。
キジマがいいです。どっかで見たようなキャラですが、もともとこうゆうタイプが好きなので、別にどんとこいです。出番が少ないのが残念です。
ただ謎解きがですねぇ…。偶然と推測ばかりなんですよ。たまたまケンカになって助けてくれた娼婦が関係者だったとか、被疑者死亡だったりとか、なんかすっきりしないんですよ。動機も推測だし、フェアフィールドのいとこにしたってそんな最期、想像にしちゃひどくない?てか、おかしくないか?日本語と英語の垣根を作っている割に、結構うやむやにしている場面もありますし。
それほど完成度の高いミステリとは思えませんでした。
でも『ジョーカーゲ-ム』はとても面白いので、皆様是非どうぞ。
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小説家がいっぱい
2010-03-03 Wed 17:56
ININ
(2009/05/26)
桐野 夏生
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小説家のタマキが選んだ題材は、すでに鬼籍に入っている緑川未来男の私小説『無垢人』。この中に登場している愛人の『○子』が誰なのか特定しようと、いろいろな人に会って取材をします。
実際タマキにも不倫の恋人がいて、青司との愛憎を伴う思い出と平行しながら、物語がすすみます。
たまにしか読まない桐野夏生ですが、今回のはちょっと違うなと思いました。篠田節子っぽいなと。設定が異常じゃないから?犯罪がらみじゃないから?(ヒドイ)登場人物がそこそこ常識人だったからでしょうか。
タマキは青司との関係を終えるため『恋愛の抹殺』を計りますが、大上段に構えたわりに抹殺どころかずるずる引きずってます。それよりも家族のほうが『抹殺』されています。てっきり不倫がバレて家庭崩壊したのかと思ったんですが、タマキは離婚してないみたいなんですよ。夫や子供の描写がほとんど出てこないから、てっきり。小説家と女の部分しか出てこないので、タマキがどんな妻なのか、母親なのか、興味深いです(でも知るのも怖い)。
緑川をめぐる女たちが出てきますが、どれも怖い人ばかり。でもやっぱり、緑川夫人が一番恐ろしいですね。モノ書きってやっぱり怖い人種なんだなぁと、改めて思いました。
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