No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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これもビング・クロスビー
2007-01-29 Mon 23:25
喝采 喝采
ビング・クロスビー (2005/10/21)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

かつてのミュージカルスター、フランクは自らの不注意で息子を事故死させて以来、酒びたりの生活。ワンマン演出家のトッドは彼を立ち直らせようと新作の主役に抜擢しますが、かつてのような輝きは戻りません。幕が開き、劇評は惨憺。落ち込んだフランクは酒場で酔っ払って暴れ、警察に勾留されてしまいます。もうおしまいです!
この間見た『上流社会』の金持ちの色男はどこに行っちゃったの!というくらいビング・クロスビーがおじいちゃんになってました(こちらの方が2年前に製作されているのに)。アル中で、人に嫌われるのが怖くて文句は女房から言わせ、舞台の失敗の言い訳に女房を悪妻に仕立て上げます。本当にまるでだめおでした。観ていてムカムカしましたが、ダメっぷりがまた上手かったです。
献身的な妻をグレース・ケリー。すっごく地味でビックリ。ラストでドレスアップした美しさは二度ビックリです。反目しあっていたトッドといきなり相思相愛になってしまうのは、驚きを通り越して呆れてしまいました。このへんハリウッド的ですわ
なかなか見ごたえのあるヒューマンドラマでした。だから劇中劇のミュージカルシーンがなく、クロスビーも2、3曲しか歌っていません。残念な気もしますが、ちょろっと観た限りではずいぶん純朴なミュージカルでしたので、観ても退屈でしょうけど。
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こんなん、なんでもありじゃねーかよー!
2007-01-26 Fri 23:18
ステーションの奥の奥 ステーションの奥の奥
山口 雅也 (2006/11/09)
講談社

-+C+-

小学6年生の陽太の夢は『吸血鬼になること』。不老不死で強くてカッコいい(?)からですって。いじめっこもやっつけられるし。
屋根裏に居候しているオタクのおじさん・夜之介は、陽太に多大な影響を与えています。陽太が吸血鬼に憧れるのも、このおじさんから借りた本やビデオのせいなのです
この変わり者ふたりは、陽太の夏休みの自由研究のため東京駅のステーションホテルに投宿します。建て替えられてしまう前に、駅構内のいろいろをレポートするためです。迷路のような駅構内、立入禁止の霊安室でふたりは死体を発見してしまいます。更にその夜、ホテルに戻った夜之介の部屋で男の死体が発見され、部屋にいるはずの夜之介おじさんは、衣服だけを残して消えていたのです。しかも密室なんです(笑)
巨大で古い、そして皆がよく知っている東京駅の探索のシーンは本当にわくわくしました。よく利用する駅なので、今度行ったら秘密の通路がないかキョロキョロしそうです。
しかしですよ、謎解き部分で叫びました。<ネタバレ>夜之介おじさん実は吸血鬼で、コウモリに変身して密室から脱出したんですって。ふざけてんのか、わりゃ!
いえ、今までのミステリーランドだって『神様』がでてきたり『人魚』がでてきたりというのはあったんですけど、あれはいいんです、ああゆうもんですから。しかし、子供達が推理をする場面がでてくるように、謎の核心部分が<ネタバレ>コウモリでしたってあんた、そりゃないでしょう。でもまぁ、山口雅也だしなぁ...。それもありなのか。

「故宇山日出臣氏に、少しの美酒とともに、本書を捧げます」という献辞があります。ミステリランドを立ち上げた名物編集者で、『虚無への供物』を文庫化するためにM物産を辞めて講談社に入社した話は有名です。ご冥福をお祈りします。
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嗚呼、MGMよ永遠なれ
2007-01-25 Thu 23:16
上流社会 特別版 上流社会 特別版
ビング・クロスビー (2006/09/08)
ワーナー・ホーム・ビデオ


ニューポートの名門・ロード家は、娘の結婚式を明日に控えて大わらわ。一方隣人で、トレーシーに未練たらたらの元・夫デクスターは自宅でジャズフェスティバルを開いてみたり、結婚の贈り物を届けたりと必死です。
そこにゴシップ雑誌の記者・マイクが取材にやってきて、彼女に一目惚れ。さぁ、いったい誰を選ぶのか!?
元・夫のビング・クロスビーよりも、フランク・シナトラの方がぐっとくるんですけど。あんなふうに見つめられて唄われちゃ、揺れるでしょ?女心が。プールの場面では、よくぞあそこでかわせたものだと毎回思います。
そして、なんといってもグレース・ケリーが美しいです。父親が名士、母親が元・モデルという正真正銘のお嬢様ですから、品があって、それでいて勝気で酒乱でといった二面性のある役をバランスよく演じています。この映画を最後にモナコ王妃になるんですが、いや~、美しい。
ルイ・アームストロングが本人役で登場していて、物語の最初と最後を歌で締めくくります。最後までシャレてますね
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紛うことなきソ連映画
2007-01-24 Wed 21:30
太陽 太陽
イッセー尾形 (2007/03/23)
東北新社


ロシアのソクーロフ監督が歴史上の人物を描く4部作の3つ目
ヒトラー、レーニンときて、日本の昭和天皇・ヒロヒトです。海外で高い評価を受けていながら、日本での公開は不可能といわれていた『太陽』、満を持しての公開でした(といっても公開は去年の夏ですから、半年遅れの観賞)。
これは紛うことなきソ連映画です。日本映画だとお涙頂戴になるし、ハリウッドだと戦争美化だし。静かで粛々。そして昏倒の悪魔です。ホントすみません、前半ちょっとだけ眠っちゃいました。がんばったんですけどねー。
イッセー尾形の天皇・ヒロヒト役はすばらしく、『都市生活カタログ』をやってる頃を思い出しました。さすがカメレオン俳優。しかしですね、静かすぎるんです。『ひとりの人間の苦悩と孤独』を描いたんそうです。現人神の『孤独』はわかりましたが『苦悩』がねぇ...。激昂するシーンなんかもちろんなく、静かに佇んでいるだけでそれを表現しているんですが、すみません、私にはそれを掬い上げることができませんでした。
はっきり言います。つまんなかったです!ごめん!!
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そして泣かせる浅田節
2007-01-24 Wed 17:50
中原の虹 第二巻 中原の虹 第二巻
浅田 次郎 (2006/11/02)
講談社

-+B+-

2巻は、西太后の苦悩と最期です。もうこの辺は浅田節全開で、西太后が春児に『私に殉じてはいけない』と言うと、春児が子供の頃の物言いに戻っていやだいやだと泣くんです。私も泣きそうになったんで、慌てて本を閉じました(電車だったんで)。殿下の宦官だった蘭咲と光緒帝の最期も泣けました。
美しいミセス・チャン、浮世離れした沢殿下も出てきます。懐かしいです。玲玲と文秀は所帯を持ったのですね。このまま静かにそっとしておいて欲しいのですが、そうもいかないでしょう。だって浅田次郎だし。そうすると、きっと春児と春雷の兄弟も会えるのでしょうけれど、幸せな再会ではないのでしょうねぇ、伏線も張ってることですし...。あぁ、また泣くんだわ、私。
相変わらずカッコいい白虎張は、ついに袁世凱の一個軍を率いて蒙古族の討伐に向かいます。1巻の奉天でタンカをきった場面、あの場にいてすっかり啓蒙された元・役人がでてきますが、私も惚れこんでしまうだろうなぁ。というくらい、今作は張がカッコいいのです。
しかし2巻はやや政治向きの話が中心で、馬賊たちがあまり出てきません。あぁ、ガッカリ。
3巻はいつ出るのでしょう。浅田先生お願いしますよ。
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地味ながら佳作
2007-01-16 Tue 22:12
理想の結婚 理想の結婚
ケイト・ブランシェット (2000/09/22)
日活


1895年ロンドン
下院議員のロバートと貞淑な妻ガートルードはロンドン社交界でも理想のカップル。一方、友人のアーサーは独身貴族の気侭なご身分、ロバートの妹メイベルは気のないふりをしていますが彼に夢中なのは明白です。そこへウィーンからチーヴリー夫人が現れ、ロバートの醜聞をネタに強請ります。更に夫人とガートルードは同窓で昔から仲が悪く、アーサーは夫人と昔婚約をしていました。妻に過去がバレてなじられるロバート、アーサーのところに身を寄せると天敵の夫人とカチ会わせ。ガートルードが夫のことを相談しようとアーサーに書いた手紙がロバートの手に渡り...。
といった古典的なコメディなんですけど、結構面白く観れました。主要5人の役者がそれぞれのキャラを上手く演じていたからでしょう。ただメイベル役のミニー・ドライヴァーだけは、ちょっと良家の子女に見えませんでした。というか『オペラ座』のカルロッタ役の印象が強いからなんですよ。ケイト・ブランシェットは『指輪物語』のガラドリエル様が強烈でしたが、この映画ではちゃんと貞淑な妻を演じガラドリエル様のイメージもまったく邪魔しません
昔からジュリアン・ムーアのことを貧乏臭い美人と思っていたので、今回のような時代もののドレスで妖艶な悪女というのもできるんだなーと思いました。
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春児~!!という叫びがこの本の全て。
2007-01-15 Mon 00:51
中原の虹 第一巻 中原の虹 第一巻
浅田 次郎 (2006/09/25)
講談社

-+A+-

や、失礼しました。『蒼穹の昴』の続編ということで、ものすごく楽しみにしていたもので。
西太后の治世も斜陽となった清朝末期、一千元で満州馬賊の頭領・張作霖に雇われた李春雷。ふたりは天命を持つ者にしか手を触れることができないという龍玉を手にします。春雷は張こそが中原の覇者だと思うのですが、彼は自分の息子がそうであると確信します。いつかこの長城を越えて皇帝になると。
一方、西太后暗殺に失敗し、幽閉された光緒帝は袁世凱にその龍玉を探すよう命じます。4億の民草の安寧の為にと。

1巻は満州馬賊たちの躍動感溢れる戦いぶりが圧巻です。春雷もですが、秀芳という包頭(若頭みたいなものか?)の騎馬っぷりがカッコいいです。そしてなんといっても総攬把の白虎張です。色白で二重瞼のいい男で、腕っぷしは強いし度胸もある。頭もキレて冷血無比。でも人気者なんです。もう私のツボ。

懐かしい人たちも出てきます。春雷が『弟の春児...』と言った途端にこぶしを握りましたからね。前作で一番好きなキャラクターです。占い師の白太太も健在です。張の卦を占じただけでなく、主要人物達の卦を次々と占ってるんですもの。浅田先生、サービス過剰ですって。
玲玲や文秀も今後登場することでしょう。幸せだったらいいんですけど、きっとそうはいかないのでしょうね。まだまだ続くようですが、いったい何巻まで書いてくれるんでしょう?

泣きの浅田もいいんですが、中国歴史大河モノは真骨頂といった感じで、書いている本人もワクワクしながら書いてるんじゃないかなぁと思います。読んでるこっちがワクワクですから。
蒼き狼なんて映画作ってないで、是非『蒼穹の昴』を!
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あたりはずれで言ったらハズレ
2007-01-11 Thu 20:26
ディパーテッド

【ディパーテッド】
韓国映画『インファナル・アフェア』のハリウッド版リメイクです。
マフィアに潜入した覆面警官にデカプリオ、刑事として警察に潜り込んだマフィアにマット・デイモン。マフィアのボスにジャック・ニコルソンです
オリジナルを観ていないので、単品での評価になります
はっきり言ってたるいです。ゆるゆるです。ものすごく長く感じたということは、つまらなかったということです
なんつーか、緊張感がないんですよ。そんな道端で話してたらバレるよあんた。電話にも符丁を使うんですけど、いまどき『夕食に間に合わないよ』はないでしょう。こうゆう潜入・裏切りモノって、危ない、正体がバレちゃうよー!というハラハラ感がキモでしょうが、せいぜい映画館でニアミスした時くらいなもんです。マット・デイモンのデートシーンなんかいらないってば。
ヒロインの女性がそうと知らずふたりと関係を持つのも、なんだかすごく狭い人間関係でお手軽感ありありです。ラスト15分くらいが駆け足で、ずっとこんなだったらよかったのになぁと。ジャック・ニコルソンの凄みはさすがといえばさすがなんですが、風になびく薄い頭髪が気になりました。

で、インファナルを観た友人に言わせると、これはまったく別物だそうです。1~3までぎゅっと欲ばって詰め込みすぎた、人が死にすぎ、ロマンスはいらないと、酷評でした。インファナル信者は観ないほうがいいかなとも思いますが、逆にさんざコキおろして溜飲を下げるという楽しみ方もありますね
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恩田陸のもつ様々な引き出し
2007-01-10 Wed 00:24
光の帝国―常野物語 光の帝国―常野物語
恩田 陸 (2000/09)
集英社

-+A+-

再読です
この中の1編『オセロ・ゲーム』の続編『エンド・ゲーム』を読んだので、もう一度読みたくなりまして(というか内容を忘れていたので)。

これは『常野一族』という特殊な能力を持つ一族の連作集で、あれ?一編がこんなに短かったっけ?と再読して思いました。その短い頁数の中に長い物語がぎゅっと詰まったまさに掌編です。
人生の岐路にその山に登ると何かが見える『達磨山への道』や、その達磨山についての書簡のやり取りを綴った『手紙』。『二つの茶碗』は、その人の未来が見える美耶子と、後に"大きなことをする"篤の出会いが印象的なお話でした。
これらの短編全てが長編になってもいいくらいなんですけど、映子の娘・時子が自分の力に目覚める『オセロ・ゲーム』は、続編の『エンドゲーム』であんな話になっちゃいましたし...。そう考えると、まったく新しい長編の方がいいかもです。人の記憶を"しまう"『大きな引き出し』の春田家の物語は、その祖先が登場する『蒲公英草紙』という長編に引き継がれましたしね。
一番哀しい『光の帝国』。戦時下にその特殊な能力を軍に知られてしまい、協力せず反抗した為、子供も大人も皆殺されてしまいます。これ泣けましたわ
戻ってくるからね、という子供達の声を信じて、ツル先生はずっと待っています。そこへ美咲という普通の女性が一族のひとりの恋人として村に連れてこられるのです。これがラストを締めくくります。少し暖かいラストにホッとしました。他の子供達もツル先生の下に還ってきているといいなぁと、ちょっとでもいいからそんな記述を、これからの常野シリーズの中で書いてくれないかなぁと、気持ちはすっかりツル先生のようです。

あとがきにもありましたが、この一族の物語はまだまだ続くようです。春田家に負けず劣らずの恩田さんのたくさんの引き出し、これからも楽しみにしていますね
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敗因はヘルタースケルター
2007-01-05 Fri 01:14
ぐるぐるまわるすべり台 ぐるぐるまわるすべり台
中村 航 (2006/05)
文藝春秋

-+C+-

小林君が大学を辞めるところから始まります。とりあえず4月までバイト先の塾講師を続けようと決めたら、他に決めることがなくなったのですって。ずいぶんシンプルな19歳です。ヨシモクという不登校の中学生に個別指導をしていますが、彼の名前でバンドのメンバーを募る掲示板に投稿します。集まったのはベースの尾崎さん、ギターのてつろーとドラムのチバ、そこにヴォーカルの小林君が加わるのだと思っていたら、コンタクトをとってきたほかの人にボーカルを託してしまいます。初顔合わせの日、小林君はヨシモクの髪を切っているのです
えーと、まず私が『ヘルター・スケルーター』を知らないことが敗因でしょうか。3冊目ともなると中村ワールドにも慣れてきてはいるのですが、このなんとも掴みどころのない設定にいまひとつ乗り切れませんでした。歳なんすかね、若者の意味のない(あるかもしれない)行動に共感できなくなっています。まずいな、これは。
カップリング曲(?)の『月に吠える』の方がずっと良かったと思うのは、やはり社会人生活が長いからでしょうか?てつろーとチバの出会いからバンド結成までの短いお話ですが、テーマはQC手法なんですよ!あぁぁぁぁぁ~、これウチの会社も導入してまして、毎年ものすごく苦しめられるんです。馴れ合いの拍手は絶対しなかったてつろーが、自分たちを誇って拍手をするのはなかなか良かったです。QCの表彰式なんですけどね(笑)
別窓 | な行 中村 航 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
リピートには耐えられぬ
2007-01-01 Mon 15:20
アザーズ アザーズ
ニコール・キッドマン (2006/07/19)
ポニーキャニオン


霧深い中にたたずむ洋館、神経質で美しい母親、愛らしい(とは私は思わなかったけど)子供達、光アレルギーの為に日中でも堅くカーテンが閉ざされ薄暗い屋内、謎の使用人、階上の足音、誰かの気配、閉じたはずなのに開いているピアノ!!
とまぁ、ゴシックホラーのおいしいところをてんこ盛りにした本作は、有名なラストに『おぅ!』と膝を叩き、2度目にラストを踏まえて再確認しながら観て、3度目の今回はほとんど流す感じですね。風呂の準備したり、洗い物したりのながら観です。4度目は...観ないだろうな。なんて言ってて、友達かなんかが『観ようよ』とDVDでも借りてきたひにゃ、また観てしまうかもです。
この映画の素晴らしさは、ニコール・キッドマンの美しさに限るでしょう。設定は40年代ですが、クラシカルな洋服も似合います。ノーブルな美しさです。
トムと別れてから本当にいい仕事してますね
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正月一発目にこのタイトルの本ってのもなんですが(笑)
2007-01-01 Mon 01:15
夏休み 夏休み
中村 航 (2006/06/03)
河出書房新社
-+B+-

私、大きな勘違いをしてまして、これ『リレキショ』の続きではないんですね。3部作っていうからてっきり...。『はじまりの3部作』なんだそうです。設定も登場人物もまるで別物です。あぁ、恥ずかしい...。

さて、本作。マモルとユキ、舞子さんと吉田くんの夫婦は奥さん同士が親友で、マモルは吉田くんのことを『義理の友達』と思っています。これ、結構うまいなと思いました。
吉田くんがいきなり書き置きを残して旅に出てしまったのをキッカケに、ユキと舞子は吉田くんを探すという名目で草津に行き、ひょっこり帰ってきた吉田くんを連れてマモルはそのあとを追うのです。その男同士の道行きが面白いです。そして舞子さんにかわって、ユキは『離婚』を賭けて格闘ゲームで勝負することになります。どこまで本気なのか?と思いますが、女性チームはどこまでも真剣でした。それが笑える。
なんというか、キャラクターが最高です。特にユキがカッコよく、吉田くんには味があります。そしてユキのママは完璧なんです。主人公のバックボーンがまるで謎だらけだった『リレキショ』よりも、私はこちらの方が好きでした。
別窓 | な行 中村 航 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
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