No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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ほら陽がのぼる
2012-04-01 Sun 20:53
ヒア・カムズ・ザ・サンヒア・カムズ・ザ・サン
(2011/11)
有川 浩

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脚本家の父親と20年ぶりに会う娘、サイコメトラーの同僚(恋人)という設定だけで、まったく違う二つの物語が楽しめます。
やっぱりうまいなぁと、感心しました。ラブコメ書かせたら、今一番なんじゃないでしょうか?
最初の話は娘よりむしろ、友情の方がメインでしたが、ハルと友人のいとしさと切なさと哀しさがよかったです。
むしろこれを長編でじっくり読みたかったかなと。
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高知県に光はあるか
2011-12-12 Mon 19:49
県庁おもてなし課県庁おもてなし課
(2011/03/29)
有川 浩

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高知県を観光立国にすべく、県庁に設立された”おもてなし課”の奮闘を描きます。
なんでも有川さんは高知県出身で、小説の通り、県庁職員から観光特使になってほしいと言われ、そこからこのお話は始まったようなんですね。
いわゆるお役所頭のおもてなし課の面々が、いわくありの観光コンサルタントの清遠にもまれて、どんどん成長していきます。
有川さんらしく、一番最初に目覚めた主人公と、派遣社員の女の子のラブもあります。この辺は鉄板ですね。
作家として高知県に貢献できることといえば、小説に書いて広く世間に宣伝すること、とおっしゃるように、高知県のよいPR本になっています。旅番組みたいでしたよ。

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脇役にも光を
2011-11-01 Tue 22:27
シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)
(2011/01/25)
有川 浩
+-C-+
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弱小ながらそこそこ人気のある劇団・フラッグの奮闘記。続編が読みたかったのでうれしい限りです。
1は匠と牧子、司と千歳の4人がメインでしたが、今回はその他の劇団員にスポットが当てられました。
熱血黒川とか、うっかりすずべえとか、ものすごく影の薄かった小宮山にもいろいろあるななぁというエピソード満載でした。
脇たちはもちろん、牧子たちにも進展があったみたいです。ラブ要素が多くて芝居の話が薄かったのが残念でした。
次回で最後らしいんですが、どうなるか楽しみです。有川さんのことですから、きっとハッピーエンドなんでしょうけど、有川さんのことだからきっとひとひねりあるんだろうなぁ
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両A面
2011-07-21 Thu 23:13
ストーリー・セラーストーリー・セラー
(2010/08/20)
有川 浩
-+B+-
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人気作家が集まったアンソロジー『ストーリーセラー』に載せた1本に、新たにもう1編追加されたのがこちら。A面、B面とありますが、もちろんどちらもA面です。
女性作家が死ぬお話と、女性作家の夫が死ぬお話です。どちらも夫婦の絆というか、配偶者の理解と愛情にあふれたお話なんですが、それよりも身内だからこその醜さとか、世間の嫉妬といった面も織り込んである有川さんらしいお話でした。(ほめている)
現実を逆転させるのだ!と鬼気迫る文章を書くサイドBの作家はすごかったです。どうぞ奇跡を起こしてください。
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女子が夢見るファンタジー
2010-11-13 Sat 21:12
キケンキケン
(2010/01/21)
有川 浩

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成南電気工科大学機械制御研究部、略称【機研】の青春を描く連作集。
爆弾男・上野と大魔神・大神を部長・副部長に据えた、キケンの黄金期の物語です。
お、いきなり砂場で爆破実験、キャンプファイヤーの櫓を粉砕ですか!さすがユマ・ボマーとあだ名される爆弾男!
というつかみのわりに、あまりメカなお話がありませんで、大神の失恋譚や文化祭でのラーメン売上100万円超えとか、学生の本領といえばそうなんですが、じゃあ文学部でもよいではないかとも思うのですが、どっこい女子がいないという設定がミソなんですね。ヤローばかりの学生生活を描きたかったのでしょうが、これって女子が想像(もしくは妄想)する理系大学生ですよね。森美さんが描く腐れ学生とはまた違う、そこそこスタイリッシュな大学生ですよね。いえ、面白かったんですけどね。

最終章、卒業後に学祭に集まるエピソードにしんみりしました。これがもっともっと引き立つような学生時代のバカ話を、もっともっと盛り込んでほしかったですね。
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マイホームの夢
2010-10-03 Sun 17:57
フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
(2009/08)
有川 浩
-+B+-
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折角入社した会社を3ヶ月で退職。そのまま短期のバイトでその場を凌いでいた誠治は、母親が重篤なうつ病にかかったことで、やっと現実に目を向けます。
以前の母親に戻ってもらうこと。そのためには嫌がらせを受け続けてきた町内から引っ越すこと。だからお金を貯めるためにもう一度キチンと就職すること、です。
ダメダメな誠治が肉体労働のバイトをし、必死に就活して、就職した会社でも認められて、あっという間に家まで買ってしまいました。すごいなぁ。
もうちょっと誠治の奮闘振りをみたかったですね。ものすごくあっさり家買って、引越して幕でしたから。就職するまでがヤマでしたが、あとから入った新人二人、特に豊川がいい味出してたので、エピローグの豊川目線はとても楽しめました。
実際こんなうまい話ないでしょ~、と思いながらも、小説の世界くらいは夢見させてもらいましょうか。
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演劇という魔
2010-06-24 Thu 18:50
シアター! (メディアワークス文庫)シアター! (メディアワークス文庫)
(2009/12/16)
有川 浩
-+C+-
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弱小劇団を主宰している弟・巧に懇願され、300万円を貸すことになった兄・司。ただし2年間で劇団の収益から完済しろ、それがダメなら解散しろ!という条件つきでした。
アニメ版・図書館戦争の声優さんが芝居もやっているという縁で、今回はマイナー劇団のお話です。
ある意味浮世離れした劇団員たちにあきれながらも、いろいろと世話を焼く鉄血宰相のお兄ちゃんがツボでした。
私も友人の芝居を観にいったことがありますが、アレは好きでないとやっていけませんね。お兄ちゃんも言ってましたが、経済活動として成立していない不経済な活動。でも楽しいんだろうなぁ。
惜しむらくは、個性的な劇団員が10名もいるので、一人ひとりのエピソードが中途半端で終わってしまっていることです。奇しくも巧の脚本と同じ。でもまぁ、これくらいいないと劇団っぽくないか。誰が誰だか区別がつかなかったので、キャラクター画があったのは助かりました。

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落ちモノの王道
2009-10-02 Fri 21:42
植物図鑑植物図鑑
(2009/07/01)
有川 浩
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”よかったら俺を拾ってくれませんか”
で始まる、OLのさやかと、アパートの前で行き倒れていたイツキの恋愛物語。相変わらずのゲロ甘っぷりです。
あとがきにありましたが、落ちモノというんですって。天空の城ラピュタみたいに空から美少女が降ってくる系のお話のことを。じゃその逆もしかりってことで、イケメンが落ちているという話にしたらしいです。なんかマンガでもありましたよね、こんな話。ありがちといえば、ありがちです。
そして物語もとてもわかりやすく、出会って、好きになって、告って、いちゃいちゃという道筋をたどります。
自分のことをあまり話したがらないイツキですから、きっとなんか問題を抱えてるんだろうなぁと思いますが、<ネタバレ>もちろんそれも乗り越えてハッピーエンドですそりゃそうだよな、有川浩なんだから。
ありきたりのオンパレードなんですが、それでもわくわくしてページをめくったのは、こんなシュチュエーションが女の子の夢だからです。イケメンが家の前に落ちてて、それが料理が上手でそこそこ他人行儀で、信頼できて、なんか好きになっちゃったのよ、という少女マンガのような設定ですよね。
人が殺される話ばかり読んでるもんですから、たまにはこうゆう砂吐くほどの激ラヴ小説もいいもんです。
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おっさん、おおいに活躍す
2009-05-14 Thu 00:03
三匹のおっさん三匹のおっさん
(2009/03/13)
有川 浩
-+B+-
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還暦は迎えたけれどまだまだジイサンの箱には放り込まれたくないという”おっさんたち”。子供の頃は”3匹の悪ガキ”で名を馳せたキヨ・シゲ・ノリの3人が、町の治安を守るために活躍します。
ゲーセンの売上金を巻き上げるチンピラを退治したり、痴漢を捕まえたり、詐欺師を懲らしめたりといった活躍をします。
有川さんの小説なので読みやすいんですけど、結構陰湿で嫌な事件なんですよ。鴨の足や翼を切ったり、女子高生を脅迫したり。この辺容赦なしです。まぁ、現実の世界もこんなもんですからね。
ノリさんが”自分たちの手の中の人たちの幸せを守る”みたいなことを言ってまして、これがうんうんとうなずけました。世の中をよくする!という壮言大語ではなくて、地域限定お助け隊と割り切っているのが。
シゲさんたちの活躍をもっと見たかったんですが、途中から祐樹と早苗ちゃんの恋のゆくえが話の半分をかっさらってしまったのが残念です。もっとジジイを!
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袖すりあうも
2009-05-11 Mon 23:57
阪急電車阪急電車
(2008/01)
有川 浩
-+B+-
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ローカル線に乗り合わせた乗客たちの悲喜こもごもを、連作形式で描いています。
図書館でよく見かける女性(しかもタイプの)とたまたま隣り合わせになってしまい、短い会話を交わ
すうちに恋がはじまります。この1本目が随分短いので少しビックリしましたが、このときたまたま二
人を見ていた女性に話はバトンタッチされ、その女性に話しかけた老婦人に…という具合につながる中編のようなものでした。
終点までつくと、また宝塚駅へ戻りますが、行きの半年後の物語です。
うまくできてるなぁ、とは思うんですがラブの部分は甘すぎて、ちょっとおなかいっぱいです。あっさり読める楽しい本でしたが、キャラクターがどこかでみたことあるなぁという、少々マンネリ気味なのも否めませんでした。
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