No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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関西伝奇シリーズ第4弾
2011-12-05 Mon 00:48
偉大なる、しゅららぼん偉大なる、しゅららぼん
(2011/04/26)
万城目 学

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万城目さんの関西の不思議シリーズ、今回は琵琶湖です。
友達が住んでいたので行ったことあるんですが、ホントに広いです。ちょっとしか案内してもらってませんが、それでもうおなか一杯。
そんな湖と呼ぶにはあまりにも広大な琵琶湖にまつわる、超能力一族のお話です。
超能力を持ち互いに牽制しあう日出家と棗家。そこに新たな能力者が!!
まるでマンガのような展開で、さらに言うならばラストも超能力ならこうでなくっちゃ!というオチです。
パタ子さんもグレート清子も、皆一癖ある愛すべきキャラなんですが、なんといっても淡十郎がイチオシです。よっ!お殿様!!って感じで。涼介のいうとおり、器が違うよなー。
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ネコたちに幸あれ
2010-10-05 Tue 17:53
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)
(2010/01/27)
万城目 学
-+C+-
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小学一年生になったばかりのかのこちゃんと、アカトラの猫・マドレーヌ夫人の不思議な交流です。
お母さんが焼いてくれるマドレーヌの焼き色に似ているからという理由で、名前はマドレーヌになったそうです。かのこちゃん、ナイス。
お話はかのこちゃんの子供らしい、でも切実な悩み(友達のすずちゃんがらみ)だったり、マドレーヌ夫人が猫又になって人間と魂が入れ替わってしまった不思議な体験など、プリマー新書らしく子供に読んでもらいたいなぁというお話です。
猫のマドレーヌ夫人と犬の玄三郎さんは夫婦(!)で、その辺の描写がとてもほほえましかったです。
猫らしく、ご主人にべったりではないですが、かのこちゃんと夫人の間にある絆のようなものがよかったです。
夫人は旅立ったのか、とどまったのか。どちらなんでしょう?とどまってくれたらいいのになぁ。
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国内にある異国
2009-06-06 Sat 14:05
プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
(2009/02/26)
万城目 学

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大阪って街は日本じゃないよなー、国が違うっていうか文化が違うっていうか。かろうじて言葉が通じるのが不思議なくらい。と、常々思っていました。『世にも奇妙な物語』にあった『どつきどつかれて生きるのさ』という掌編も、独自の文化を守るため大阪が独立国になったという設定でした。私のように思っている人は100人に一人くらいの割合でいるんじゃないかなーと、思ってます。
そんな大阪=独立国という小説がこれです。
会計検査院というまるで馴染みのない行政機関の検査員3名が大阪にやってくるところから始まります。
すごいよなー、やっぱり大阪って独立国なんだわと、素直に感心しました。鳥居が『普通にしゃべってるのに漫才みたいなんですよ』と言うのに対し、松平が『そりゃあれだけ大きな秘密を抱えていればおかしくもなる』と言います。おぉ、そうか、それで大阪人ってのはああなのかと、永年の疑問が解けました(ウソ)。
400年にわたる歴史と現在を織り交ぜた大風呂敷絵巻でした。あっぱれです。ちょっと大阪人がうらやましくなってしまいましたが、なんだ女は蚊帳の外かよと思ったら、やっぱり女の方が一枚上手だったりして。”ねね様”は佐久間良子がイメージなので、そんな仕掛けもまたアリかなと思えました。男子ってやっぱり…(以下略)。
いつの間にか大輔くんのイメージは荒川良々になってました。心は乙女なのにごめん、大輔。
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是非続編を!!
2008-06-13 Fri 18:41
ホルモー六景ホルモー六景
(2007/11)
万城目 学
-+A+-
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爆笑の『鴨川ホルモー』の続編というか、番外編というか。とにかく面白かったです。
本編主人公の阿部ではなく、その他大学のホルモー競技者たちを主人公にした、六景というだけあって、六編の短編集です。二人静と謳われた2人の女の子の決闘。楠木嬢のバイト顛末記。ホルモーOBが東京で再会する話や、チョンマゲの高村くんに彼女ができたいきさつなんかも面白かったです。
ちょっとずつリンクしていて、他の短編に前のお話がからんできたりすると、おっと思います。よく作りこんでありました。『もっちゃん』なんか、すっかり阿部=阿部だと思い込んでましたからね。ヤラレターって感じでした。同志社大黄竜陣がホルモーを復活させたらしいので、恐らく続編も出るのでしょう。阿部の代でなく次の代になるのかな?とにかく楽しみです。
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世にホルモーの叫びは尽きまじ
2008-03-17 Mon 11:42
鴨川ホルモー鴨川ホルモー
(2006/04)
万城目 学
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万城目さんのデビュー作です。イカキョー(いかにも京大生)な男子学生たちの青春デンデケデケデケだと思っていたので、読んでビックリしました。これファンタジーですよ。
京大一回生の阿部は、葵祭りのバイトのあと、なんとも怪しいサークルに勧誘されます。徐々にわかってくるのですが、そのサークルは”オニ”を使役して”ホルモー”を戦う一団だったのでした。恋と友情と”ホルモー”ですよ。
んなバカな、という設定ですが、あっという間に読んでしまいました。京都だったらそれくらいあってもおかしくないかな、なんて。いや~おもしろかったです。
確かに森見さんと引き比べられるのもわかります。マキメ学生の方がよっぽどまともですけど。続編が楽しみです。

なんでも映画化も決まっているそうです。若い役者さんをまったく知らないので、キャスティングを想像することすらできませんが、まぁ、”ホルモー”はCGを使うしかないのでしょうから、安っぽい映画になるでしょうねぇ
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素材の味を殺しまくったドラマ化
2008-02-28 Thu 18:53
鹿男あをによし鹿男あをによし
(2007/04)
万城目 学
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森見さんとセットで語られることの多い、万城目さんを初読です。ホントはデビュー作から読みたかったのですが、ドラマが終わる前に(原作を読み終わり、何の憂いもなく見てみよう)と思い、こちらから。

関東から故あって奈良の女子高に赴任してきた主人公は、大仏殿でいきなり鹿に話しかけられます。
「さあ、神無月だ−。出番だよ、先生」
しゃべる鹿と狐と鼠、右往左往する人間たちが、救国の使命を果たす為”サンカク”を求め、奮闘します。鹿島大明神の大なまず伝説から卑弥呼にまで繋がる、一代歴史ファンタジー(ウソ)です。タイムリミットのある中、宝を求め、走り、落胆し、最後の望みにかける、結構なサスペンスでもありました。

主人公は最後まで『俺』で通していて、名前はわかりません。こうゆう名前を伏せた一人称小説は読んでいて気になるんですけど、これはそんなこと感じる間もなく読んでしまいました。いや~、おもしろかったです。
神のお遣いの鹿が妙にツボでした。見た目は雌鹿でも中身は1800年以上経たおっさんですから。言葉に含蓄があるんです。鹿なのに(笑)。主人公との会話は絶妙でした。
その他のキャラクターたちも魅力的で、藤原君と主人公の”かりんとう兄弟”も笑えました。主人公が癒されると言ったように、藤原君はとてもいい味を出していました

ところが!
ドラマを見てビックリ。藤原君が女の先生になっていたのです!『ガリレオ』の時も思いましたが、連ドラってのはどうしてもラブ要素を盛り込まないといけないんですね。あぁ、バカバカしい。そしてキャストを見て愕然。リチャードが児玉清ですか...。枯れ過ぎてませんか?あぁ、最近のリチャード・ギアはこんな感じかなぁ、でもご存命でしたら岡田真澄あたりにやってもらいたかったです。マドンナは”マドンナ”じゃないし、重さんが蔵之助さんって、どうゆうことなんでしょう。唯一、堀田は目が離れていてちょっとイメージでしたけど。
昔、市川監督が”作品の成功はキャスティングで七割決まる”と仰ってました。それでいうと、これぜんぜんダメでしょう。さらに1クール分に薄めて伸ばされた原作、とってつけたエピソードに目を覆いたくなりました。だから10分でチャンネルを変えました。
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