No Way Out ~出口なし~   偏愛に満ちた小説と映画の備忘録です
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児玉さんよ、永遠なれ
2012-09-06 Thu 20:00
ステラMOOK 週刊ブックレビュー 20周年記念 ブックガイドステラMOOK 週刊ブックレビュー 20周年記念 ブックガイド
(2011/12/16)
NHKサービスセンター

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20年も続いていたのに、私が見たのって最後の3か月くらいだったんです。なんで見なかったんだろー(それはBSだったから見れなかったの)
とにかくその20年を記念して出版されたガイド本。20年間のベストセラー、作家のインタビュー、歴代司会者のエッセイなど、とても面白く読みました。
中でもみなさんがふれている、児玉清さんとの思い出が印象的です。あの方、本当に本の虫だったんですね。
来日したジェフリー・ディーバに製作ノートをもらった逸話があって、きっと児玉さんの人となりに感じるところがあったんでしょうね。ご冥福をお祈りします。
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失われた日本の美
2012-06-20 Wed 17:59
野いばら野いばら
(2011/12/02)
梶村 啓二

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現代のイギリスで、見ず知らずの老婆に託された日記には、生麦事件の頃の日本に派遣されたイギリス軍人と、美しい日本女性ユキの物語がつづられていました
もうこんな女性いないですよ、現代にって感じの武家の息女と、国に妻を残してきたイギリス紳士じゃ、物語が転がらないわけがないですよね。礼儀正しい二人がまたじれったくて、まあでもそこが美点なんだよなと思いながら、乙女にかえって読んでました。
ユキの任務が結局なんだったのか、疑問も残りますが、これはもう文章や美しいたたずまいを堪能してください。
ラストの余韻も見事です。
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少女マンガが一番輝いていたころ
2012-04-20 Fri 21:25
わたしの少女マンガ史―別マから花ゆめ、LaLaへわたしの少女マンガ史―別マから花ゆめ、LaLaへ
(2011/08/17)
小長井 信昌

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少女時代大変お世話になった”花とゆめ”と”LaLa”の編集長だった著者が、編集生活50年を振り返って書いた1冊です。
別マも読んでましたし、週マのコミックスも買ってましたが、私のその後の方向を決めたのは花ゆめとLaLaでした。この2冊は他のマンガ雑誌にない特殊なニオイがして、これがわかる人というのが俗にいう”類友”で、いまだにお付き合いのあるお友達です。腐女子のはしりだったと思ってください。
別マの編集長もされていたということだったので、もう本当にお世話になりましたとしか言いようがありません。
和田慎二、美内すずえ、木原敏江、成田美奈子、数え上げたらキリのない漫画家とのエピソードが楽しかったです。
また、今ただただ長いだけの連載、雑誌が売れないのではなく雑誌に魅力がないなどの苦言も、編集一筋の著者ならではでしょう。
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新たなステージへ
2012-03-18 Sun 20:30
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
(2011/03/10)
神林長平

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ジャムとの総力戦になった前作から10年ぶりに発表された本作。またされたファンは気の毒でしたね。
ジャムになった男、ロンバートから人類への宣戦布告ではじまります。途中眠りそうになりました。好きなんですけどねー、ロンバートさん。
特殊戦とジャムとロンバートの必死の攻防が描かれ、また零も雪風とともにいろいろ頑張ります。
ジャムが人類を認識し、人類もジャムを認めたところで、闘いは次のステージに移りました。そこで終わりです。
えーと、今度は私も10年待たないと次が読めないんですね。はぁ~…。内容忘れないようにしないと。
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雪風ふたたび
2011-11-22 Tue 00:43
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
(2001/12)
神林 長平

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前作で雪風にふられた零ですが、まだ植物状態でブッカーがものすごく心配しているところから始まります。
戦闘機から強制射出って、よく生きてたよなぁ、零。
目覚めた零は、以前の零とはちょっと違って、ちょっと人間臭くなりました。雪風のせいでもあるし、ジャムのせいでもあります。
FAFは絶体絶命の危地に立たされるんですけど、そんななか、特殊戦は自分たちの生き残りをかけた戦いに臨みます。
え?ここで終わりですか!?ええー!
いや、私はこのあとの『アンブロークンアロー』をすぐ読めますが、今まで読んできた読者はこのあとまたもや10年待たされるんですよ。ひどいなぁ。達郎さんのアルバム待つより長いじゃないか。
今回でてきたロンバート大佐がお気に入りです。ボトムズに出てきたあご割れさん(ロッチナ)みたいで。
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動く石尾のカッコよさ
2011-11-18 Fri 22:46
サヴァイヴサヴァイヴ
(2011/06)
近藤 史恵
+-B-+
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シリーズの短編集。最初と最後はヨーロッパで頑張っている白石のお話なんですが、それよりも石尾が!若いころの石尾の短編が3つも入ってて、うれしい限りでございます!すまんな、チカ。
一人で走ってるほうが気が楽だと言い切る新人の石尾、そんな彼のアシストをすることになった赤城。『サクリファイス』での二人を知っているだけに、なんとも切ないです。
周囲の雑音に振り回されることなく、どこまでも走ることに真摯な石尾はやっぱりカッコいいです。
続編が期待されるシリーズですが、石尾は出てこないんだろうなぁ。
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30年前から続く超佳作シリーズ
2011-08-22 Mon 16:21
戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)
(2002/04)
神林 長平
+-C-+
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旦那様が高校生のころからずっと読んでいるシリーズなんですが、なんとまだ3冊しか出てないんですよ!30年で3冊ですよ!!どれだけ佳作なんだか。てか、なんだってまたそんなシリーズ愛読してんだか!
友人も同じ穴のムジナで、戦闘機の設定資料DVDとやらを貸してくれまして、なんかしんないけど一緒に観て、じゃちょっと読んでみようかなと思って手を出しました。
正体不明の異生体・ジャムと戦う最前線のフェアリィ軍の物語です。
聞いてたとおり、敵の正体についてまったくわかってなくて、あまりにも戦い甲斐がない戦争です。
主人公の零は暗くて非人間的で厭世的で戦闘機”雪風”だけがすべての戦士なんですが、なんかあまりにもステレオタイプでつまんなかったんです。
ところが『インディアン・サマー』あたりから俄然面白くなり、なんとなく分かり合えそうなトムが死んで、零が本当にかわいそうになりました。『スーパーフェニックス』はジャムがとっても気持ち悪かったです。
今だったらそれほど目新しくない設定ですが、30年前にこれはちょっと衝撃だったんじゃないでしょうか?
パツン!とブチ切れた終わり方だったんで、続きが気になります。
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楽園はここにある
2011-07-25 Mon 16:13
エデンエデン
(2010/03)
近藤 史恵
+-B-+
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一種独特な自転車ロードレースの世界が舞台の『サクリファス』の続編です。
白石が世界で頑張ってます。なんとツール・ド・フランスに出てるんですよ。もちろんサポートで。
ツールが始まる直前にわかったスポンサーの降板、ライバルチームに協力することに納得できなかったり、薬物違反のうわさが出たり、いろいろな問題が持ち上がります。
前作のようなミステリ仕立てではないけれど、これはこれで自転車競技を小説で楽しめました。以前より自転車にちょっと興味がわいているからだと思いますが。
続編がもう出ているので、次も楽しみです。しかし白石は地味だな、主人公なのに。
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ほい補遺
2011-03-03 Thu 19:17
小説 東のエデン 劇場版 The King of Eden Paradise Lost (ダ・ヴィンチブックス)小説 東のエデン 劇場版 The King of Eden Paradise Lost (ダ・ヴィンチブックス)
(2010/04/21)
神山健治
ー+C+-
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劇場版の小説です。
映画では描ききれてなかった脇役たちの行動や心情がわかります。
羽海野さんがキャラクターデザインしているから観たようなもので、あまり共感できないお話でした。
あがりを決め込んだオッサンたちって、そんなに悪なんでしょうか?高度成長時代とはいえ、それはそれで苦労の多かった時代に頑張って働いて、定年迎えて年金もらってって、そんなに非難されなきゃならないんですかねぇ。
就職の面接前に海外行ったり朝帰りしたり、そっちのほうがよっぽど常識ないと思うんですけど。
去年新入社員にボーナス持って逃げられたんで、若い連中にまったく同情できません。私もオッサンに近い年齢だということなんだろうなと思ってました。神山さんは私よりちょっと若いだけなのになーって。
そしたらこの間まさにその年代のオッサンが飲み屋で隣になっちゃいました。おぉ、これだったら腹たつのわかるかもってオッサンで、旦那様が激論になりました。
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満を持して貴志祐介
2010-12-21 Tue 20:22
悪の教典 上悪の教典 下悪の教典 -+SA+-
(2010/07/29)
貴志 祐介
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今年のこのミス第一位です。すごいですよ、この厚さ。
性善説に基づく学校に、サイコパスが教師として入り込んだらどうなるかというピカレスク小説ですって。ピカレスクって、こうゆうのにも使うんだなぁと、ちょっと違和感。
生徒に人気があって、同僚たちからも頼りにされている蓮実センセーがひどい目に遭う話なのかと思って読み進めていったら、とんでもない展開で、熱血先生の化けの皮が少しずつはがれていく上巻はぞくぞくしますし、大変不謹慎ですが下巻なんてもう一気読みでした。
人が簡単に死んでいく話って好きじゃないんですが、これはなんといいますかそんなくくりができる作品じゃなかったんですよ。納得のこのミス1位です。
ラストは余韻なんてもんじゃなく、子供たちのことを考えると戦慄しますね。
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